必要な学習って?

今日は結論の無い話を書きます。


受験を前に各地の高校で科目の未履修の問題出ていますね。
私は神奈川県立の高校出身なのですが、
神奈川の公立は、今の所未履修の問題出ていません。
今のゆとり教育を受けている高校生よりは、
だいぶ前の卒業ですが、
私が行ってた頃は、高校2年までは全員同じ授業で、
3年次に、私立文系で(数学なし)4クラス、文系の数学選択1クラス、国立文系1クラス、理系2クラス、
に分かれました。
私は、3年次私立文系でしたので、


現代国語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・古典・漢文(古典Ⅰ・Ⅱあったような?)
数Ⅰ・数ⅡB
地理A(たぶんBじゃなかったと?)・世界史・日本史・政経・倫社
生物Ⅰ・物理Ⅰ・化学Ⅰ・Ⅱ
英語(リーダー・文法別の先生に教わってました、ヒアリングは無い時代です)
体育(保健もありましたね)
音楽・美術・書道から一科目選択でした、私、音楽選択でした。


こんな感じの授業でした。
地学は学校に教師がいなくて全員習っていません。
私が高校時代成績良かったの、政経・倫社でした。
そうはいっても10段階の8です。なんせ下から2番の成績で卒業している可能性があります。
受験時に政経・倫社では、受験できない学校があったので、
社会は日本史選択です。
確かに私立文系だと、英語・国語・日本史の3科目やっていれば受験できてしまうので、
それ以外の科目勉強するの無駄ですね。
3年間この3科目に搾って勉強するのも手かもしれません。
確かにそう思います。
幅広い教養って言うことから考えると、中学卒業時の知識しっかり持っていればよいかもしれませんね。
神奈川県の公立高校は、国・数・社・理・英の5教科入試だったので、
そういった意味では教養身につくと思います。


大学時代、なんかの用事で、東急世田谷線に友人たちと乗りました。
豪徳寺の駅の近くで、
豪徳寺って何があるんだ」
って話になりました。
私たちの近くにいたご婦人が
井伊直弼のお墓があるのよ」
と教えてくださいました。
そのとき心理学科の友人が、
井伊直弼って誰だ」
そう言い出しました。
私、説明しましたが、
井伊直弼を知らないことに少し驚きありました。
彼、入試科目社会ではなくて数学選択でした。
彼の名誉のために書きますが、
彼は都立高校出身です。
都立高校は当時入試科目、国・数・英3科目で、
社会・理科できなくても、高校の入学試験に限れば問題無いですね。
当時は学校群制度の時代でしたが、
彼の出身校は、その地区で1番偏差値の高い学校群の高校でした。


バランスの取れた人間になりたいと思いますね。
でも話に聞くとアインシュタインは学問的にはバランスが取れた人間ではなかったようです。
でもアインシュタインもあこがれますね。
井伊直弼、知らなくても生きて行くのにそんなに困らないでしょう。
数学だって四則計算きちんとできれば困らないでしょう。
下手に関数なんか覚えてしまうと、
本当に大切な考える力、落ちてしまう可能性もあります。
これって、以前書いた、この本の影響です。

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必要なのは、
感受性
判断力
思考力
まだ他にも書けそうですが、結局そういうことですね。
クイズ番組ではないので、単なる知識が必要なわけではないでしょう。
じゃあ知識は要らないのか、
必要ですよ。
知識がないとその場に適した、判断ができなくて、
人生を誤ってしまう可能性ありますね。
知らなかったばっかりに、○○○
こういうことって、世の中多そうです。
入試の勉強しないと大学に入れないのでやるしかないですね。
入試科目に合わせて勉強して、とりあえず大学に入っといて、
自分に知識が不足していると感じているものを、
感じた時に学べばいいのかもしれません。
本当は不足していると感じるすこし前に、知識身につけていられると最高ですが、
必要性を予感して知識を身につけておくのは難しいですね。
そうなってくると、一般教養大切です。


予定どうり話が上手く循環しましたので、終わりにします。
今日は日曜で、いつもだと飲んでいるのですが、
今週は飲みすぎたので、今日はノンアルコールにしてみました。
だからブログ書けました。