そうまでして、負けたくないのね

杉野正さんご存知ですか?
ついこの前まで、埼玉高速鉄道の社長さんでした。
今は、4月に行われる神奈川県知事選挙の候補者の1人です。
今日の内容は朝日新聞、神奈川版に出ている

対決07知事選中

の内容参考に書いています。
この方、自民党神奈川県連が、昨年の4月に接触して、
現職の元民主党国会議員の松沢さんの対立候補として擁立しました。
ところが自民党本部が、
「松沢さんには、かなわないんじゃないの?」
「あんまり、自民党推薦候補が落ちるとさ、安倍ちゃんの首も危ないし」
というような理由からか、推薦出さないこと決まったようです。
それでは負けませんね。
杉野さんも自民党県連の人に説得されたのでしょうが、
まさか自民党本部の推薦が得られないとは思っていなかったでしょうね。
自民党本部の推薦が無いということで、公明党も動けないそうです。
地方だと、自民党本部と県連の分裂選挙よくあるようですが、
神奈川の場合ほとんど無いと思います。
杉野さん騙されたような気持ちになっているのではないでしょうか?
これで益々松沢さん有利かもしれません。


でも良く考えてみると、自民党本部の推薦出ていたら、
安心して松沢さんに投票していた、チョット自民党には入れたくないって言う人たちが、
「松沢さん大丈夫だろう」
ということで、今回の件で同情票を集めて、
杉野さんの票は自民党本部の推薦ない方が伸びるような気がしませんか?
自民の分裂選挙ではないし、自民党神奈川県連は杉野さんを支持している訳ですからね。
とういう仮説だと、この件杉野さんも納得ずくかもしれませんね。
そう考えると、恐るべし自民党本部。
今の状態で、最も杉野さんに票が集まる状態を作ったのかもしれません。


#昨日の朝日朝刊、文化総合面に、
新作の発表を控えた、綿矢さんのインタビュー記事出てました。
学校も卒業してペン1本で生活していく決意されているようなので、
ある程度本人の露出今回は考えているようですね。
サイン会も予定しているようですよ。
「夢を与える」の出版広告もうすぐ出るので、
その中で、告知されるのでしょうか?


#新潮3月号に、
芥川賞ノミネート同世代で1番早かったのに、3回受賞を逃している、
島本理生さん「あなたの呼吸が止まるまで」
発表していました。
この方のこと、こちら↓で以前書いています。
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060712