沖縄密約

昨日西山太吉さんの、「沖縄密約」読んでました。

沖縄密約―「情報犯罪」と日米同盟 (岩波新書)

沖縄密約―「情報犯罪」と日米同盟 (岩波新書)

他の本を買いに行って新書のコーナー見ていて見つけて買ってしまいました。
西山さんのこと
2006-07-23 西山太吉さん
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060723
2007-03-29 その後(今回は3テーマ)
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20070329#1175099395
書いていますのでよろしければご覧ください。
立ち読みで中身を確認しないで買ったので、内容私の思った内容と違う部分ありました。
私が思っていたのは、「沖縄密約」暴いたことによって、
西山さんが、国家やその他様々な障害にあった個人的なことが書かれているのかと言うことでした。
そのような内容も多少含まれていましたが、
感情的ならずに、データと事実を積み上げて、
本質を描く、さらに核心に近い推測をする。
そういう内容でした。
沖縄の返還って佐藤首相の手柄にするために、
政府がアメリカに対してかなり無理をして(かなりのお金余計に使っています)
実行されたものだと言うこと良くわかります。
佐藤さんの手柄を考えず、じっくりと交渉すればもっと違った形での返還ありえましたね。
この影響いまだに続いていて、
在日米軍に対する思いやり予算
今後の沖縄米軍のグァム移転に対する日本側の負担、
などに影響しているようです。
私たちは国家のすることに対しておとなしすぎますね。
この本にも書かれていましたが、平成の不況を生んだ責任の追求だって行われていませんね。
誉は個人のものとしても、失策に対する責任の追及もしていかないと暮らしやすい世の中にならないように思います。