長勢さん

23日朝日夕刊1面左、見出し部分です

死刑3人執行
長勢法相最多計10人


さらに手元の新聞では15面にも関連記事あって

死刑執行
10ヵ月で2ケタ
長勢法相「内閣改造前」批判も

「批判」の意味、記事見ないとわからないですね。
内閣改造すると、長勢さん法相では無くなる可能性もあります。
ですので、改造前に3人死刑を執行した、そのことへの批判です。
これで在任中の執行者数2ケタにしています。

記事中に、 

関係者によると、長勢法相は周囲に「任期中に2ケタを執行する」と言っていたとされる。

確信犯ですね。
ただ長勢法相の言い分にも一理あります。

「死刑の執行が個人の信念や心情、政治的な状況に左右されるものであってはならない」との強い意志があったようだ。

日本が死刑制度を認めている以上確かにその通りです。
この記事中に、

最近の法相と死刑執行人数

と言う表出ています。
前任の杉浦さん、長瀬さんと同じ10ヵ月で1人も死刑執行していません。
前任者に対する意識も働いていそうです。
さらに記事引用します。

背景にあるのは、増え続ける生存死刑囚の問題がある。厳罰化の流れの中で死刑判決が増えた結果、今年3月に戦後初めて100人を越えた。4月の執行でいったん100人を割ったが、その後死刑判決が相次いだ。23日の執行で未執行死刑囚の数は103人となった。

犯罪報道が過激になって、実際の犯罪も過激になっていること。
報道に刺激されて、世の中全体が死刑を求めるようになってきていること。
司法判断もそれに引きずられているように感じます。
このまま死刑判決増えると、法相の責任ますます重くなります。
「死刑の執行ホントはしたくないけど、法相になったから執行しとかないと0人ってわけにも行かないから」
そういう感覚だと、未執行死刑囚ますます増えてしまします。
未執行死刑囚の数何人が適正か?
そういう発想はしたくないですね。
法相が死刑執行を躊躇すると未執行死刑囚増えます。
だから、たくさん執行するそれが良い事とは思えません。



法相の問題ではなく、死刑制度の問題ではないでしょうか?
そんなな問題無い。
そういう見解もあると思いますが、これからどうするかきちんと議論して欲しいと思っています。
今後私たちもかかわる、陪審員制度では死刑の判決を出さねばならないような、犯罪を裁く機会が確実に出てきます。
希望としては死刑制度は是非廃止して欲しいです。

死刑廃止議員連盟亀井静香会長)にも初当選した川田龍平氏ら少なくとも2人が新たに加わったという。

亀井さんこんな連盟の会長されていたのですね。
イメージ良くなりました。(単純ですね)
川田さんは、ご自身が何時死ぬかわからないので、
命の大切さを日々意識して生活されているのでしょうね。


上記、杉浦さん以前書いています。
2006-09-29 杉浦正健さん
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060929


今日の内容に絡んだこと、私よく書いていますね。
死刑で私の日記の検索したら14件(今回入れると15になります)も出てきました。
関心のある方はやってみてください。