今日は会社3社出てきます。
1、不二家
現在山崎製パンの助けを得て会社立て直している最中ですね。
私が普段行動している範囲で、不二家のお店で閉めてしまっているところあります。
このお店、直営店ならまだ良いのですが、
フランチャイズのお店だったら、経営者は何の罪も無いのに信じていた不二家さんに裏切られた思いでしょう。
こういった取引先に対して、何らかの責任をとっているのでしょうか?
2、グッドウィル
コムスンだけでなく、親会社も問題ありでした。
1月18日から派遣事業停止になります。
でもこれって、安い賃金で、都合のいいように使われていた派遣の方々にとって良い話とは言えませんね。
他の派遣会社に登録しないと生活費が稼げません。
グッドウィルさんを罰することは確かに必要ですし、派遣事業停止は国としてもしなければならないことでしょう。
でも現在グッドウィルさんで仕事を得ている方たちのことを考えての処分かどうか疑問です。
派遣の方たちの救済措置考えられているのでしょうか?
派遣の方たちの中で待遇が改善されるまで、仕事をせずに生活できる人は少ないでしょう。
ということは、今までのグッドウィルさんでの仕事が、派遣される側にとってもなれてやりやすい仕事ということになりそうな気がします。
新しい派遣会社では、その方の基礎データの登録から始めないといけなくなりますね。
グッドウィルに登録されている方たちの仕事の確保と、派遣業界自体の体質改善必要ですね。
御手洗さん、労働者の賃上げを容認する発言されていますが、本来経営側は、人件費抑えたいはずですね。
実際キャノンさんだって、派遣労働者を安く使って人件費を減らしているはずです。
人件費をバブル期*1のように戻したい企業は皆無だと私は思っています。
たとえ団塊の世代が大量退職しても、賃金的には対企業で労働者が強くなる時代はもう来ないでしょう。
実力のある方たちの仲間にならないとキツイ時代ですね。
3、パナソニック
松下・ナショナルの両ブランド使うの辞める決断しましたね。
賢明な選択だと思います。
パナソニック関連企業の名前から、松下・ナショナルの名前取り除くのにかなりの投資が必要になるようです。
ただ、このお話の中で、街の電気屋さんの松下・ナショナルをパナソニックに変更していく費用をどうするかまだ検討中のようです。
これも、街の電気屋さんにとっては青天の霹靂(ヘキレキ)というやつですね。
もし自己負担となると苦しいお店あると思います。
松下は街の電気屋さんを大切にしてきた企業だと思います。
安売りをするダイエーに商品を最後まで卸さなかった話は有名ですね。
安売りをされたのでは松下さんの発展の力になってくれた街の電気屋さんが苦しくなってきますからね。
一部ウィキペィデアから引用します。パナソニック - Wikipedia
1957年 - 全国の“街の電器屋さん”が加盟する日本で最初の系列店ネットワーク「ナショナル店会(後のナショナルショップ制度)」が発足。高度成長期の強大な販売網として機能し、ピーク時には全国で約5万店にまで増加したが、後継者不足や量販店との競争激化により現在は約1万8000店にまで減少している。
さてこのナショナル店会、今後どこまでパナソニックさん面倒見ていくのか、それとも見捨てていくのか?
いかがでしょう、どのような形から入ってくるにせよ、個人が辛い立場に追い込まれている現状感じませんか?
*1:私このバブルという言葉好きではないのですが、他にあの好景気の時代を表現する上手い言葉が見つからないので仕方なく使いました