今日は良いタイトル思い浮かばなくて。
タイトルには反しますが、私、
「野放し」
とか、
「放し飼い」
とか、好きです。
昨日朝日・夕刊1面トップ、
日銀総裁 空席解消
大きな見出しで出ています。
朝日の記事。リンクしておきます。
http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY200804090044.html?ref=any
私は、いつも書いているように党議拘束に批判的です。
ですので、今回の件は記事のメインの内容ではありませんが、そっちの方が気になりました。
Webから引用できるのこれだけです。
仕方ないので*1記事から引用します。
民主党は8日、「財政と金融の分離」に加え、天下り禁止を重視する小沢代表の意向に沿って、財務省出身の渡辺氏の副総裁案を不同意とする方針を決めた。しかし、党内の多くが容認論に傾いたのを反対にまとめたことから、執行部は「造反を警戒していた」
たぶん、渡辺副総裁容認だったはずの、鳩山さん3人の造反に、
「党内でも同意すべきだとの意見が多かった事実もある。しかし、党議として決めた以上、それに従うのが当然だ」と説明。
参院本会議後記者団に語っています。
談話の中の、ココ↓ポイントです。
同意すべきだとの意見が多かった事実もある。
民主党、
「多数決にもなっていない」
小沢さんの意向に党が、党議拘束して従ったわけですね。
実を言うと、小沢さんの首尾一貫した姿勢、素晴らしいと思います。
だったら、党首として、党議拘束をする前に、党員をきちんと説得するべきだと思います。
説得されず、納得できずに、党に従って反対してしまうのですね。
民主党の議員さんて。
何のために議員になったのか?
考えて欲しいな。
小沢さん、福田さんとの、大連立の話の後民主党の党首辞めましたね。
結局説得されて戻ったのですが、その時に、
「小沢絶対」
そんな約束でもあったのでしょうか?
私には、渡辺副総裁が可決された方が良かったのか?
それとも否決されて良かったのか?
の判断が出来ません。
判断する基準も持っていません。
さらに言うと、何でも多数決で決めていく事が良いとも思っていません。
ですので、少数意見だったものが、
脅しや、武力に頼ることなく、
説得に説得を重ねて、多数になっていく。
そんな現実に立ちあいたいとさえ思います。
今回、民主が党議拘束を掛けずに、自由投票してくれたら良かったのに。
私はそう思っています。
これって、
賛成115票、反対121票だった。
ので、3人賛成すれば同票、4人賛成すれば可決だった。
きわどい票差ですから、どうなっていたかわかりませんね。
もしそうなっていたら、
小沢党首辞任
とかなっていたのでしょうか?
私は、そうなっていたとしても辞任しないで、続けて欲しいです。
こういう時に、議員さんたちを拘束しないで、
各自の政治家としての信念で動けるように、日本の政党が1歩前進したわけですから、
素晴らしい判断だと思います。
でも、キット報道機関もこういった考え方にはならないのだろうな?
そう思います。
私が変なのかも知れませんが、
日銀総裁が決まったことより、党議拘束が当然のように行われている現状の方が気になっています。
#後述
翌日に書いたのですが、
ヤッパリこっちに書いといた方が話しわかりますよね。
本日の・朝日・朝刊政治面(手元の新聞で4面右下)
民主、予想超える造反
の見出しあります。記事から引用します。
党内に賛成意見多かったのに、小沢代表に配慮した執行部が反対を決めたことに不満があったようだ。
との分析出ています。
さらに、
とあります。
党議拘束外すように訴えた方もいらっしゃったのですね。
「党の、執行部が率先して、党議拘束外す」
なんて事は考えられないので、有権者と、議員さんの強い意思表示が、
党議拘束をなくしていくには大切だと思います。
*1:私、手打ち遅いので、時間がかかります