無理だと思います。

昨日の朝日・朝刊1面トップ

野村社員ら3人逮捕
インサイダー容疑4000万円利益か

の見出しあります。
経済面(11面)
社会面(35面)にも関連記事ありました。
asahi.comです。
http://www.asahi.com/national/update/0422/TKY200804220322.html?ref=any
おそらく、というより確実に、
このインサイダー取引に使われた情報、
誰にでもアクセスできないようになっていますね。
それもかなり厳重な管理されているでしょう。
野村證券ですもの。


内部犯行は、企業が教育・訓練をどんなに行っても、
自制心・良心・品格・自負心・責任感
このような、内部情報を取り扱うものにとって最低限必要なものが欠如した社員がいたら無理だと思います。
CDやUSBメモリにデータを落とす。
というような外部媒体との接続が出来ない状態であっても、
A社とB社が合併、とか、
A社がB社を買収とかだと見たら誰でも暗記できます。
会社としても、社員を信じないとどうにもならない状況になりますね。
こうなってくると、そういう部署の社員は、元々資産を持っていて、
「1億や、2億の金はどうってことないぜ、だから俺はそんな、はした金では動かないよ」
とか、
年収が何億かあって、
「4000万ぐらいのためにインサイダーなんか出来ないぜ」
ぐらいの、社員を雇わないと難しいかもしれません。


もし問題があったとしたら、この中国の社員に対する社内評価かもしれませんね。
「同じ程度の内容の仕事をしている、日本人社員の何分の1かの収入しか得ていない」
といったような不満があったのかもしれません。
インサイダー無くすのは、
会社と、社員が相思相愛♥♥
みたいな関係にならないと難しいと思います。
また、
「日本の社員では無かった」
ということで、
そうか、
って思いませんでした。
私正直にいうと思いました。
でも、そんなこと考えてしまう自分も悲しかった。
なかなか、日中韓の相互理解も難しいですね。