昨日の朝日・朝刊政治面(4面)下中央に小さな記事です。
町村氏も「拒否できぬ」
と出ています。
拒否できないの国境なき記者団の入国です。
この記事見て今日のテーマ書く気になりました。
23日の関連記事asahi.comです。
http://www.asahi.com/politics/update/0423/TKY200804230003.html
見出しです。
「できれば入国お断り」 国境なき記者団に政府苦慮
記事から引用します。
北京五輪開会式への不参加を呼びかけている市民団体「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が、長野で26日に予定されている聖火リレーへの抗議活動のため来日を計画していることに、政府が頭を悩ませている。できれば混乱を回避したいが、入国を拒否する法的な根拠が見つからないためだ。
RSFは、ジャーナリストのロベール・メナール氏らが85年に結成し、01年の北京五輪開催決定時から抗議活動を展開。3月にギリシャで行われた採火式では、メナール氏らが五輪の輪を手錠で描いた旗を掲げ、当局に拘束された。メナール氏らは長野でも横断幕を掲げるなどの抗議活動を予定しており、22日に日本に向けて出発するという。
町村さんの意見正しいと思います。
聖火を消そうとしたり、奪おうとすることをするようなら、入国させるべきではりませんが、
上記
メナール氏らは長野でも横断幕を掲げるなどの抗議活動を予定しており、
程度の、非暴力な活動なら、入国を認めるべきだと思います。
認めないと、閉鎖的で否民主的な国のイメージになります。
メナール氏が良識ある、ジャーナリストであれば、暴力的な活動は行わないはずです。
チベットの弾圧に対する抗議の横断幕は、それを強制的に撤去しようとしない限り聖火の移動を妨げるものではないはずです。
北京オリンピック支持の中国の方たちも、非暴力という点は守って、
国境なき記者団の横断幕を奪うのではなく、
自分たちが中国オリンピックを支持する旨の横断幕を掲げれば良いとおもいます。
日本の聖火リレーを舞台に、
北京オリンピック支持者と、非支持者が、
お互いの思うところを、非暴力で主張しあって、
その中を、警備に囲まれることも無く、
粛々と聖火ランナーが走りすぎていく。
そんな展開を期待したいものです。
非暴力を前提に対立する意見の表現は認めるわけです。
そういう聖火リレー実現させたいし、
双方がそういうお約束を守って欲しいな。
各地の抗議運動見ていると、
私中国のパワー感じます。
世界中にソコソコの人数いて、
しかも中国に対するかなり、強力な愛国心感じます。
私は少々恐怖心を抱いてしまいました。
愛国心教育行っているのでしょうか?
私は、愛国心よりも、
人を敬う心、隣人の権利を認める心、命の大切さを知る心。
他にもありますが、そんなことが大切だと思っています。
以前これ↓書いていて、
オリンピックと政治 - なんやかんや
引用したウィキペディアで知ったのですが、
1936年ベルリンオリンピック - Wikipedia
一部引用しますね。
初の聖火リレー
この大会において、宣伝効果を高めることを目的に古代オリンピックの発祥地であるオリンピアで五輪の火を採火し、たいまつで開会式のメインスタジアムまで運ぶ「聖火リレー」が初めて実施された。聖火リレーのコースは、ギリシャのオリンピアを出発して、ブルガリア、ユーゴスラビア、ハンガリー、オーストリア、チェコスロバキアを経由し、ドイツ国内へ[1]。
なお、ドイツ政府は聖火リレーのルート調査のためにルート途上の各国の道路事情を綿密に調査したが、1939年に勃発した第二次世界大戦においてドイツ軍がこの調査結果を活用したという逸話が残っている。
聖火リレーってナチが始めたのですよ。
ナチって、ヒトラーの人気もあったのでしょうが、
心身を掌握する、プロパガンダ*1が非常に優れていたと思います。
*1:宣伝。特に、ある政治的意図のもとに主義や思想を強調する宣伝。[類語]広告