この国を動かしているのはいったい誰なのか?

福田首相は「自分の意思で動かせない分部あった」
と言うより、「自分の意見を殺すことさえあった」てことです。
2008-09-03 インフラ整備 - なんやかんや
で書いたように、財政苦しいのに、「バラマキ」行うことそうですし。
韓国との関係重視していたのに、中学校の新しい学習指導要領の解説書竹島のこと、書かざるおえなくなったこともそうです。
2008-07-16 竹島再燃(その2) - なんやかんや
朝日の社説引用した分部、再度引用します。

一方で韓国では李明博政権が出発したばかりだ。北朝鮮の核や拉致問題で韓国との協力も欠かせないなか、福田首相としては、そうした外交への配慮から韓国を刺激するのは避けたい。

 それもあって3月告示の指導要領の改訂で竹島への言及を見送ったが、代わりに解説書では何らかの形で触れざるを得なかった。政権基盤の弱い首相の苦しい党内配慮も見える。

他にも自分の思うようにこの国を動かせなかったのでしょうね。福田さん。
もちろん天皇だって、この国を動かしているわけではありません。
タブン、試験でをもらえる解答の一つとして、
「この国を動かしているのは『国民』である」
ありですね。
でも、この国を動かしている感じありますか?
皆さん。
どうも私は、そう考えると無力感を味わってしまいます。
政治家や、行政の方たち、特に政治家は「国民のため」と言う台詞よく使いますが、
本当にそうだ!
って信じている人どれくらいいるのでしょう?
そう国民が動かさなければいけないこの国は、本当に国民の手によって動かされたことがあるのでしょうか?
そんな疑問出てきます。
この国を動かすべき、国民から、その権利をカスミ取っているのはいったい誰なのでしょう?


その誰か、この国は常にわからないのかもしれません。
「日本を戦争へと導いていったのはいったい誰。」
結局そこがわからないから、誰も責任を取ることなく現在に至っているわけです。
この件以前書いています。
2008-08-23反体制という生き方 - なんやかんや
身近な、「国の財政をこんなに悪化させたのはいったい誰」
ね、ほんと、今皆が悩んでいることすら、はっきりとした答えが出せません。
この国は、誰って言う個人ではなく、常に集団指導制が取られているのかもしれません。
これって、ある種凄いシステムだと思います。
集団で圧力掛けるので、個人は恐くて立ち向かえません。
で、問題があったとき、集団で圧力を掛けることによって、
個人の特定が非常に難しくなります。
個人に責任を取らすことも無いわけです。
人間には寿命がありますが、
集団指導制ですと、上層部が入れ替わったとしても、
その集団は永遠に生き残っていく可能性も高くなります。


誰が国を動かしているのか、誰も知らなくて、
国の方針に誤りがあっても、(戦争をした事・今のような財政の悪化を招いたこと、社会保険庁の問題もそうですね、等)
誰も責任を取らない。
この国にはそういうシステムが出来上がっていますね。
衆議院解散総選挙で、国民の手にこの国を動かす力は帰ってくるのでしょうか?