よろしくない。

政府高官。
オフレコの会談ということで、そう呼ばれていました。
自民党側は立件できない」
との問題発言だったため、
ご本人は実名の公表認めなかったにもかかわらず、
この政府高官、実名出ましたね。
民主党が政府高官が漆間さんであるとして、参院予算委員会への出席を要求した段階で朝日(7日付朝刊の最終版)では実名でたようです。
その後(8日)、河村官房長官が、政府高官が漆間さんであると認めています。


漆間さん肩書き、官房副長官
副が付くのに、官僚のトップってどういうこと??
思いませんでしたか?
昨日(10日)朝日・朝刊2面
ニュースわからん!
詳しく書いてありました。
官邸内の機構図が出てました。
麻生首相が当然トップです。
その下に上記、河村官房長官がいます。
その下に、官房副長官が3名いるのですが、
1人は松本衆院議員、もう1人は鴻池参議院議員
で、残りの1人が漆間さん。
ということで、官邸のトップ5人中4名は国会議員、これが慣例になっているようです。
だから副が付いても官僚の頂点ってことだったようです。
書きたかったのは、ここではなくて、本題です。


10日朝日・朝刊1面左の記事から漆間さんの発言引用します。

「(懇談に同席した)3人の秘書官の記憶とつきあわせた結果、(自民党側に捜査は及ばないという趣旨の)発言をしたことがないという記憶になった」

オフレコという事で、録音テープ(近頃はテープではなくデジタルで記者さん録音ですね)提出で「言った」って断言する事出来ないのでしょか?録音があること事自体公に認められていないのでしょう。多分そうなのでしょうね。
大勢の記者さんが「自民党側に捜査は及ばない」という趣旨の発言聞いたし、そのような質問をした覚えがある記者さんいたにもかかわらず、発言の記憶がないそうです。
漆間さん1人が言うのならまだしも、
同席した、秘書官3人の記憶を付き合わせても一緒だそうです。
3人の秘書官、真実を語ること許されないのでしょうね。
そこに真実があって、誰もがそうであると思っていても、
その真実にフタをして、知っているのに知らんプリが出来ています。
それが公然と報道されて、でも私達を含む誰もがそれをどうする事も出来ない。
無力感、感じますね。


このニュース元を正せば、小沢さんの献金問題です。
水がきれい過ぎると生きていくのは大変です。
あまり正義をかざされすぎると、実は私も反発を感じてしまう1人です。
でも、濁った水の濁り具合を感じるセンサーが鈍っていますよね。
国会議員、官僚、私たち一般国民も自分にとって良い面ではそうかもしれませんね。
期待の報道機関も、中川さんの明らかに酔っ払った記者会見誰も指摘しなかったのは後から問題になっていましたが、センサーが怪しい。
それだけではなくて、
意気地なし!
そんな感じします。
タブン、勇気のある記者さんを保守的になった大手報道機関が守りきれない、それを中にいる人間も微妙に感じているのかもしれませんね。
記者さんも慣れっこになってしまって、
「まあ良いか」
気分なのかもしれません。
取材相手に嫌われると取材がしにくいってこともあるかもしれませんね。
記者さんも女性のきれいどころを担当させたりもあるようです。
中川さんとワイン同席した記者さんもいたらしい。
倫理観、取材される側も、する側も、緩んできているのでしょうね。


今日のタイトルです。
こういう大人の、穢(ケガ)れた生態を連日報道して、子供たちに見せ続けるのは、
「よろしくない」
正直に、真面目に一生懸命に生きている方たちがいるから今の社会や生活が成り立っているわけで、
そういう行き方がバカらしくなってはいけませんね。
勢いでコンナン書いてしまうと、私の生き方もチョット恥ずかしく思います。


この記事asahi.comリンクしておきます。
http://www.asahi.com/politics/update/0309/TKY200903090289.html?ref=any
http://www.asahi.com/politics/update/0309/TKY200903090289.html?ref=any

麻生首相、「誤報」発言を撤回 漆間氏発言問題2009年3月9日19時11分

 麻生首相は9日午後の参院予算委員会で、西松建設の違法献金事件に絡んで「自民党側は立件できない」とした漆間(うるま)巌官房副長官の発言を、報道機関の「誤報」と述べた同日午前の発言を撤回し、「副長官の記憶と記者の受け止めにずれがあったというのが正確なところだ」と述べた。一方、漆間氏は記者会見で、自民党に捜査が及ばないという趣旨の発言は「記憶にない」として、改めて否定した。

 首相は同日夜、首相官邸で記者団に「報道が誤ったわけではない」と語り、誤報発言を「撤回した」と明言した。首相の「誤報発言」には、漆間氏を擁護することで首相自身に批判が向かいかねないとして、与党内からも軽率な発言との指摘が出ていた。首相としては、早期に発言を撤回することで、事態を収拾しようとしたとみられる。

 一方、漆間氏は国会答弁に続き、首相官邸での記者会見で「(懇談に同席した)3人の秘書官の記憶とつきあわせた結果、(自民党側に捜査は及ばないという趣旨の)発言をしたことがないという記憶になった」と繰り返した。さらに、記者の質問の中にも、自らの発言の中にも、「自民党」という言葉が出た記憶は一切ないと強調した。

 ただ、報道各社が一様に自民党への捜査の行方に言及したと報じている点では「皆さんの記憶と私の記憶のどちらが正しいかだ」「(メモや録音など)根拠となるものがないので、何が間違いだと私は言及できない」とも語った。

 漆間氏はまた「今度の事件に関し、検察当局には全く接触したことはない。副長官になってから、検察当局の人と夜の席でも普通の席でも会ったことは全くない」と述べ、そもそも自らは捜査情報に触れていないとも述べた。

 野党は漆間氏の罷免や辞任を求める構えで、与党の一部からも進退を問う声がでている。しかし首相は9日、記者団に対し、更迭する考えのないことを明言した。