心配性

ゴールデンウィーク中主な移動手段は鉄道でした。
車内で、マスク着用している若い(マスク外したら若くなかったりして)ご夫婦(カップルかも?)見かけました。
他にもいましたが、二人そろってマスクをしていたので印象に残りました。
後、若いと思われる女性で、空席あるのに座らずに、
なぜかドア付近を、人の少ない方へ右に行ったり左に行ったりしている方も印象に残りました。
さっきNHKの7時のニュースで言っていました。
「日本人最初の新型インフルエンザの患者が出た」
でもアメリカのシカゴ在住。
日本国内で感染者まだ出ていませんね。
それは国内で感染者出るでしょうし、パンデミックになる可能性否定しませんよ。
でもね、そんなに今から心配してどうするのでしょう。
「備えあれば憂いなし」
そのとおりですが、
「備えすぎで憂いだらけ」
結局何にも無かったってこともありますね。
北朝鮮の飛行物体も騒ぎすぎ。
で、その対策のために多額の税金が使われます。
5月2日の龍さんのメルマガで、冷泉彰彦さんが書かれた「オバマと新インフルエンザ」の付記の分部引用します。

(付記)ちなみに、アメリカでは「マスク」と言うと「オペラ座の怪人」や「貴族の
淫靡な仮面舞踏会」などに出てくる仮面のことだったり、野球のキャッチャーマスク
など顔のほとんどを覆うものを言います。日本で言うマスクのことは「サージカル・
マスク」つまり(手術用の)外科マスクという言い方をします。そのサージカル・マ
スクですが、一般的に「感染者がウィルスを飛散させないためにする」という用途に
限定されています。医学専門家の間でも「予防目的で」健康な人がマスクをするのは
推奨されていません。文化的には「周囲の人を信頼していない」姿勢の現れと取られ
る危険もあります。ですから、連休中にアメリカを旅行されている方が、街中などで
マスクをつけている場合には、警官などから「あなたは感染者なのか?」と聞かれる
可能性があり、その際に「日本では防御目的でつけるのが一般的で、自分は健康だ」
と言うことをしっかり説明できるようにしておいた方が良いと思います。でないと、
感染を疑われたり深刻なトラブルになる可能性があります。アメリカは平静ですが、
警戒心のないたるんだ雰囲気ではないからです。

確かに予防目的でマスクを使うとなると、使い捨てで、しかも部屋に入る前に焼却とかしないと意味がないような気がします。
で、今日の7時のNHKニュースビックリなんです。
新型インフルエンザ発祥の地(なんかめでたくもなんともないですが)
「メキシコで、学校再開」
とやっていて、しかも、
「マスクしている人も減っている」
とのこと。
確かに映像にマスクしている人見かけない。
「感染するときは感染するとき」で開き直ってもいけないですが、
日本だったらこんなに早く学校始めると、再開を決めた方非難受けますね。
再開後、感染者が出たらもう辞表書かないといけないかもしれません。
こういう目立った決断下すと不利ですね。
責任取らずに逃げている方イッパイいるのに。


どっちにしても、私たちって心配性なんでしょうか?
今の景気の後退も、心配しすぎて消費が減って世界中で一番日本が不景気なのかもしれませんね。
同じ龍さんのメルマガですが、今度は5月6日の上 昌広さんの書かれた

新型インフルエンザ対策を考える
         〜検疫よりも国内体制の整備を!

から一部引用します。

また、テレビでご覧になった方も多いでしょうが、厚労省は乗客の体温を検知する
サーモグラフィーを大量に整備しました。しかしながら、サーモグラフィーでの有症
者発見率は0.02%すなわち1000人に2人で、99.8%はすり抜けます。サ
モグラフィーは意味がないことは、SARSの際の経験からも知られています。一
方、サーモグラフィーの価格は1台約300万円です。費用対効果が極めて悪い投資
です。

アリャリャ、もしもーし。
税金の無駄使いしてませんか〜
ただ単に日本国内で感染者出ないの運がいいだけ??
労力と資金が有効に使われていないようですよ〜
私も、心配性なようなこと書いている時ありますが、
今回はあまりに、皆さんが騒いでいるので、
「そんなに騒がないでも」って気分になっています。




パンデミック以前書いています。
2008-04-15パンデミック - なんやかんや
2008-04-16パンデミック(その2) - なんやかんや