平賀源内さん

源内さん以前に一度書いています。
2006-08-19尊敬する人 - なんやかんや
先日図書館で、勉強しようと思っていました。
本当です。
でも、図書館良くないですね。
本が沢山あります。
そこの図書館の学習室は、特集決めたコーナーにそれにちなんだ本が置いてあります。
今回の特集は、
「失敗に学ぶ・・・?」
すいませんはっきり覚えていないのですが、そんな感じの特集でした。
そこにあった、一冊の本に私の目はロックオン。
糸川英夫さん著の「しごとが面白くなる平賀源内」(ダイヤモンド社

勉強中止。
その場で読みました。
源内さんの基礎知識どうぞ↓
平賀源内 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E8%B3%80%E6%BA%90%E5%86%85
高松藩で親よりも出世したのに辞めて、自由になって勉学して、
実力サラに磨いて江戸で知名度も出て、辞めた高松藩に再登用されるが、又辞めて自由になって。
みたいな感じで、
その自由さと、才気・才能みたいなものにすごく憧れてました。
ところが、この本を読むと糸川さんによって「ケチョン・ケチョン」
源内さんのしたことで、誉められているのは
「物産会」
だけみたいな状況です。
なにか一つ、しっかり飯の種みたいなものを持って、それに派生して色々な事をする分にはいいが、
その一つがない。とか。
私にとっても非常に耳が痛い内容でした。


組織から自由になることってそんなに大変ではないのですよ。
でもね、自由でイルことって不自由だったりします。
さらに、完全に個人でご飯を食べて行くってほとんど不可能と思ったほうが良いと思います。


例えば、1人の芸術家としてすごく才能があってもそれを売るため(公知させるためと言ったほうが良いかも)ある種組織の力を借りないとかなり難しいです。
その個人に全く社会性が無かったりすると、それはそれで難しいです。
本当に社会性の無い方で生活している方いると思いますが、その方を支持して絶対的な評価をしている関係者がいるはすですね。
源内さん、いろんなことができてしまうのですが、ほとんどが失敗のようです。
つまり社会性・判断力等かなり欠如していたようです。
糸川さんの言われていること結構納得です。
この本今から20年ぐらい前の著作なんですね。
糸川さん既に故人です。
探査機やぶさが行った小惑星イトカワ
糸川さんのお名前で命名されています。
糸川さんの基礎知識もどうぞ。↓
糸川英夫 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%B8%E5%B7%9D%E8%8B%B1%E5%A4%AB


この本会社を辞める前に読んでいたとしても、私の意場合辞めていたでしょうね。
1度やってみたかったですから。
確かに、高利の金融機関のコマーシャルではないですが、
「計画的に」
は、大切だと思いますし、そうできる方はそうすべきです。
でも、出来ない人のほうが多いのではないか?
そう思います。
実際自分もその実例ですので。(^_^;)