理想を語ろう!(その2)

基地のこと、沢山書いて、
これ↓で終わりな感じしていました。
理想を語ろう! - なんやかんや


昨日の朝日・朝刊の1面左上の見出し。

痛み受け止めぬ本土にがっかり

3面の関連記事もあります。
今日の朝刊も1面に沖縄県民の意識調査からの記事あって、

首相案に「反対」76%

の見出し出ていました。

この数字鳩山さんの移設発言で高くなっているようですが、
今までガマンしていただけですね。
これまでの政府は、移設を語るのは避けた。
寝た子を起こさないようにそっとして、沖縄に基地を押し付けていただけです。
希望の鳩山さん苦しいです。
沖縄の方たち、差別されている意識をお持ちの方いるようです。
極端な話。
沖縄、日本から独立して米軍基地を追い出す。
そんなウルトラCもあるようです。
そうなったら、日本が基地を引き受けるのか?
グアムとかに移設するのか?
すごい動きになりますね。


今日の朝刊の2面 時時刻刻 の記事一部引用します。

さっそく大阪府橋下徹知事が13日、「いま(基地を)受け入れていないところが受け入れるべきで、真っ先に考えないといけないのは関西」と記者団に語り、近畿ブロックの知事会で検討を求める考えを示した。

関西に米軍基地。
思いもしなかったです。
橋下さん、私と考えが違う時もありますが、
ある種基本に返った正論を語られますね。
徳之島案より、もっと積極的に国で受け入れる感じしますね。
鳩山さんもそこまでは考えていなかったかもしれません。
「自分たちは嫌だけど、どこかに持って行きたいね。」
今までは、そういうチョット距離感のある、日本中から沖縄へのメッセージだったように思います。
これは実現したら、沖縄の方たちも差別されている意識緩和されそうです。


私も、本土受け入れで1つ思うことあります。
地方空港作ったのは良いけれど、維持費かかるけど飛行機が飛ばない。
そんな場所、ありそうですね。
そういう場所基地に、って検討されていないのでしょうか?
でもこれは、対処療法にすぎません。
ババ抜きの、チョット積極的なやつ。
そんな感じです。


北朝鮮の脅威や、中国と軍事バランスも語られています。
冷戦時代は仮想敵国、完全にソ連でした。
今ロシア話に出てきませんが、脅威なくなったのでしょうか?
常にどこかの国の脅威を心配して、米軍をどうするか?
自衛隊をどうするか?
考える。
これが防衛戦略なのでしょうね。
沖縄の基地を減らすために、
本土で受け入れる。
一時的にはそれでも仕方が無い。
そこまでは良しとしても、
その視線の先に、
基地の無い平和な沖縄と日本。
勿論、自分たちだけが平和に暮らすなんていうことは不可能です。
戦争や紛争・テロのない世界。
ここに向けて、この際アメリカときちんと話す。
さらに、中国・北朝鮮と話す。
世界中で話す。
そういう所まで意識して欲しいです。


5月までにどうこう。とか。
鳩山さんが、やめるとか、やめないとか。
そんな一時しのぎを繰り返していてもしょうがないでしょう。
根本解決に向けた一歩を踏み出すこと。
その一歩踏み出せれば、沖縄の方たちも納得されると思います。