今年の秋もお米はたぶん大丈夫(その後の後)

こんなに引っ張る気は無かったのですが、
前の2回リンクしておきます。
2011-04-09 今年の秋もお米はたぶん大丈夫 - なんやかんや
2011-04-21 今年の秋もお米はたぶん大丈夫(その後) - なんやかんや
昨日の朝日・朝刊(手元の新聞で4面)左下の小さな記事。
見出し。

コメ生産振り分け
宮城→他県分
目標に届かず

この見出し自体は既知の内容ですが、
以下の文章気になりました。

県は引き受け側から一定額を受け取り、被災農家への支援にあてる考えだが、金額は減りそうだ。

最初の、2011-04-09書いたほうに、ぐっちさんという宮城県の農家の方から以下のコメントいただきました。

減反面積を越えて作付けすると「とも補償」で10a/¥35,000-を支払う。そのうち、¥15,000-が同エリアの被災地へ行くとか・・・・・

という事実はここで知りましたが、
今回の、生産振り分け分を、「やります」と答えた場合、金額はわかりませんが、減反を超えて作付けしたのと同じように一定金額を払う必要があったのですね。
これって、秋のコメの収穫が減ると、また国民が不安になってコメを買い占めないように増産しよう。
そんな気持ちが全く感じられませんね。

2011-04-21 の方で、新聞から引用したように、

減反を強化し、コメの価格維持に努める一方、所得補償も拡大する方針で、

とあるのですから、生産振り分け分を「やります」と答えた農家から、一定金額を徴収するのはやめて、この秋のコメの生産量はまず確保して、所得補償する予定の金額から、被災農家への支援をする。
そういう考えにはならないのでしょうか?
確かに、この秋、コメが足りなくなれば、コメの価格維持の心配はなくなりますね。
それを国策としてやる。
そんな事は、まさか考えないでしょう。
という事は、米のこの秋の生産量は生産振り分の配備が目標に届かなくても、消費を補う十分な生産量が見込めている。
そういう事なのだろうか?
確かに、海外に高級米として販売されていた分は原発問題で汚染の可能性が無いおコメでも売れなくなって、国内消費に回りそうですね。
この対応からすると、秋の収穫を心配している私は、単なる心配性なのかもしれません。
そう思うくらい、秋の収穫を心配する国の態度感じませんね。
本当に大丈夫って、態度で示している感じです。


それから、昨日書いた、市会議員に立候補した中学の同級生ですが、
法定得票には届いたのですが、当選には至りませんでした。
勿論私に投票権があって、一票入れたぐらいでは当選できないくらい、というより、当選まではだいぶ票が足りませんでした。
中学の時から生徒会活動に熱心。
とかいうタイプではなかったので、どういう心境だったのか、会う事があれば聞いてみたいな。



#後述
この部分を書いているのは、2011年8月5日です。
これを最初書いたときは、作付けできない部分があって米の量は大丈夫なのだろうか?
という話でした。
よっぽどの不作でもない限り、量的には大丈夫そうです。
そこでこのタイトルつけたのですが、
この後、汚染されたわらを食べた牛が放射能で汚染された状態で出荷された事問題になりました。
今、これから収穫されるお米の放射能による汚染がどの程度なのか?
という事で、不安感が漂っています。
放射能汚染これを書いたとき、ここまでとは私予測する事できていませんでした。
これから、米の収穫の季節。
収穫時の量は確保できても、汚染で流通量が確保できるのか?
心配です。
今年の収穫前のこの時期、事故前に収穫した去年のお米の需要が伸びているそうです。