続・日本の歴史をよみなおす

続けて読むつもりはなかったのですが、
隣の市の図書館に、
「ネット予約していた本が届いたよ。取りに来てね。」
ってメールが来ていたので、*1
ついでに借りて来ました。
続・日本の歴史をよみなおす

続・日本の歴史をよみなおす (ちくまプリマーブックス)

続・日本の歴史をよみなおす (ちくまプリマーブックス)

日本の歴史をよみなおす
は読んだばかりです。
2011-04-30日本の歴史をよみなおす - なんやかんや
2冊読んだのですが、
両方合わせて1冊になったのも出版されています。
日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)

日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)

こっちは、隣の市、私の市どっちの図書館にもありませんでした。


今回内容に触れてみます。
百姓=農民
だと思っていますよね。
一番広く使われている「山川出版」の日本史の教科書*2もそう捉えて書かれているようです。
ちなみに、私の高校は日本史の教科書「三省堂」でした。なんでそんな事覚えているかと言うと、日本史は入試で、山川の教科書の文章そのまま使っている大学もあって、私、浪人時、参考書として、山川の日本史の教科書買ってきたの覚えていたのでした。
教科書は安いですしね。
網野さん能登の旧家の資料(1619年とか)から、その認識が違う事発見します。
百姓>農民
なのです。
船を持って、昆布・塩・炭なんかを流通させている人たちも「百姓」
確かに漢字見ていると、「百」入っているし、もっと広い職業表現している感じしますね。
これはほんの一例ですが、今まで学んできた、有名人が次から次へと出てくる歴史ではなく、
普通の人の暮らし向きがわかる歴史を教えてくれる本です。
しかも、この本、図書館によったら、児童書に近い扱いになっているところもありました。
それだけ、読みやすい。ってことですね。


あと、借りてきた本は2冊あります。
足の指骨折しているし、本当に静かに過ごすゴールデンウイークです。

*1:しかし便利な世の中になりました

*2:この本が参照したのは1991年の版で今は書き直されているかもしれません