続けて読むつもりはなかったのですが、
隣の市の図書館に、
「ネット予約していた本が届いたよ。取りに来てね。」
ってメールが来ていたので、*1
ついでに借りて来ました。
続・日本の歴史をよみなおす
- 作者: 網野善彦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1996/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 10回
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は読んだばかりです。
2011-04-30日本の歴史をよみなおす - なんやかんや
2冊読んだのですが、
両方合わせて1冊になったのも出版されています。
- 作者: 網野善彦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/07/06
- メディア: 文庫
- 購入: 22人 クリック: 380回
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今回内容に触れてみます。
百姓=農民
だと思っていますよね。
一番広く使われている「山川出版」の日本史の教科書*2もそう捉えて書かれているようです。
ちなみに、私の高校は日本史の教科書「三省堂」でした。なんでそんな事覚えているかと言うと、日本史は入試で、山川の教科書の文章そのまま使っている大学もあって、私、浪人時、参考書として、山川の日本史の教科書買ってきたの覚えていたのでした。
教科書は安いですしね。
網野さん能登の旧家の資料(1619年とか)から、その認識が違う事発見します。
百姓>農民
なのです。
船を持って、昆布・塩・炭なんかを流通させている人たちも「百姓」
確かに漢字見ていると、「百」入っているし、もっと広い職業表現している感じしますね。
これはほんの一例ですが、今まで学んできた、有名人が次から次へと出てくる歴史ではなく、
普通の人の暮らし向きがわかる歴史を教えてくれる本です。
しかも、この本、図書館によったら、児童書に近い扱いになっているところもありました。
それだけ、読みやすい。ってことですね。
あと、借りてきた本は2冊あります。
足の指骨折しているし、本当に静かに過ごすゴールデンウイークです。