目には目を

supiritasu2011-05-03

今日の写真は、昨日白ワイン飲みながら食べた、オイルサーディンのパスタです。
キャベツ入れてありますが、ニンニクが一欠けらしかなくて、風味を出すために、間に合わせで長ネギを入れてみました。
なんでもありです。^_^;


本題です。
昨日の夕刊1面トップ見て驚きました。
ビンラディンさん死亡の記事です。
asahi.comでこの記事確認したら、
「死亡」の部分「殺害」になっています。
最初、事実をオブラートに包んだ感じの違和感があったのですが、
記事を出稿する段階で、「殺害」の確認ができていなくて、こういう表現をしたのかもしれない。
今になるとそう思います。
昨日は、抜歯して、久々にきちんと飲んだので(白ワインと日本酒)判断力が鈍っていたのかもです。


その酔った頭で、見たTV映像に私は、唖然としました。
人が殺害されて、喜んでいる人々。
何なんだろう?


確かにテロリストというのは、敵とする体制を倒さない限り、まともな死に方はできない。
そういう覚悟は当然持っているでしょう。
ビンラディンさん、拘束できたとして、その拘束場所がテロリストに狙われる可能性高いですね。
警備に莫大な費用もかかるでしょう。
だからと言って、いきなり「殺っちゃう」のてどうなんでしょう?
あまりに一方的、
目に目を、
これってテロリストの発想と同じ。
ちっとも、文化的でも、民主的でもない。
ただ野蛮なだけ。
これがテロとの戦いなら、違う。
アメリカに逆らうと、命は無いぜ」
そもそも、9:11はこういったアメリカの一方的な正義に対する反感が生んだ物ではないか?
そう思っています。
イスラムは悪
私は、そういった決め付けには抵抗感じます、
多様な価値を認めること。
そして、そこからの相互理解がない限り世界平和は成り立たない。
そう思います。
ビンラディンさん裁判で自己主張して欲しかったです。
テロは悪です。
キッパリ言い切ります。
でも、ビンラディンさんがそのような行動に向かったその真実を本人の口から語ること。
その重みは十分ある。
そう思います。
今後、テロを生み出さない平和な世界を築くために、価値のあることだったと思います。


アメリカは自分たちに都合の悪い内容が話されることを警戒した部分もあるでしょうね。
ほとんど報道される事がないですが、アメリカ軍が今、アメリカの正義の元に何処でどのような事を行っていて、さらにこれから行おうとしているのか?
監視し、注意を与える事。
それをアメリカ以外の国が、ただ同調するだけでなくできること。
それも大切な事だと思います。
でも、何処ができるのだろう?
アメリカの一方的な力にそんな疑問も生じます。
そして、その使命を今の、民主的ではない中国には求めたくないです。
今できるとしたら、国連のような場所で、何カ国かが集まって、共同声明のような形でアメリカに注意を与える事。
そんな方法しか思い浮かびません。



地震以外の記事がトップ記事になったの久々ですが、私は、あまりいいニュースだとは思えません。
ただ、今、冷静になってみると、
昨日TVで見た、ビンラディンさん殺害を祝っている人々、
あれも、TVが捕らえたセンセーショナルな部分で、冷静に対応しているTVに出てこない多くのアメリカ人もきっといますね。


そうそう、肝心な事を書き忘れるところでした。
ビンラディン容疑者
でしたよね、あくまでも。
黒幕がまだ後ろにいるとか、ビンラディンさん関与していないとか、
そんな可能性完全に否定できていたのでしょうか?
いきなり殺ってますが、私は、アメリカの行動、無茶な感じぬぐえません。