差額ベット

料金の事をメインに書こうと思っているのではないのですが、
差額ベットと言えば料金。
この病院の差額料金書いておきます。
1日当りの単価で、
個室:12,600円
2人部屋:6,300円
4人部屋:3,150円
です。
入院時差額料金の発生しない部屋は空きが無くて、
4人部屋の差額料金の発生する部屋に入りました。
年末だったので、運よくこの部屋に2日いただけで、3日目から差額の無い部屋に移れました。
父親は、同じ病院に20日チョット入院したのですが、普通の部屋が空いたのが退院の2日ぐらい前だったので、移動せず差額の4人部屋のまま退院しました。


ここからが、本題。
普通の部屋に移ってわかったことがあります。
普通の部屋が空かないのは長期入院者が部屋を占拠してしまって、空かないからなのです。
私が最初入った差額の4人部屋、次の日に1人退院して、次の日の又1人退院して、1人普通の部屋に移って、
もし、私、差額の無い部屋に移っていなかったら、4人部屋で1人年末年始の何日か過ごすようになるところでした。
(それはそれで、かなりの贅沢ですけどね。)
そうなのです、差額の部屋には緊急で入院する人または短期で退院する軽症の方が多い。
私は緊急で入院した中期(一応1月以内という感覚で書いています)入院患者という事になります。
で、夜も皆さん軽症なので、静か。
「これなら、夜勤の看護師さんたちも仮眠も取れて楽だな」
なんて、差額の部屋にいたときは思っていました。
この認識。
大間違い。
普通の部屋に入院して数日後の夜によくわかりました。
私の部屋の患者さんのうち2名が、夜看護師さんたちの手を煩わせていました。
お一方はタンが絡んで、看護師さんが、
「痛いね、ごめんね」
といいつつ必至に吸引。
その方も苦しそうです。
私は、
「何もそこまでしないで良いのに」
なんて思っていたのですが、
次の日にその理由も納得
次の夜もやっぱり吸引。
その日の看護師さんは、
「タンをちゃんと取らないと、窒息する事もあるからがんばって」
というような声のかけ方をしていました。
その患者さん次の日は静かだったのですが、
タブン夜中(早く寝ているので、もっと早い時間かもしれませんが)
看護師さんに、
「ジットしていて、何かあったら困るから」
ということで、最初車椅子でご本人、その後ベットも移動して、朝までナースセンターの前で寝ていたようです。
看護師さんが、見回りに来た時に、ベットの柵を外してベットから降りようとしていたようです。
その患者さんは、ベットから出ること禁止!
そこで仕方なく、部屋から出して、ちゃんと見ていられるとことに移動したわけです。
静かだからと言って、安心できない。^_^;
でも、これはホンノ一例。
長期患者さん手間が掛かる。
普通の部屋に移動した事で、看護師さんたちの大変さ良くわかりました。
推測ですが、手間の掛からない長期入院患者さんも、どこかにいるのかもしれませんね。
この病院にはいなかったとしても、そういう患者さんを専門にしている病院もありますね。
そんなわけで、寝にくい日もありますが、全く腹が立たない。


2011-12-30 に書いた、
私の隣から部屋を移動した、昼でもうわ言を言う方。
年明けに別の病院から転院した方が私の隣に入ったのですが、
どうも怪しい雰囲気。
なんて思っていたら、病院の方もそう思ったようで部屋変え、
変わりに入ってきた方が、
うわ言を言ってた方、
病気の症状の重い軽いで部屋分けをある程度されているようです。
私も、この病室にすっかりなれて、うわ言を言う方の横で寝ていました。
過去形になったのは、昨晩その方体調崩されて、今日別の部屋に移動になりました。
今はまた別の方が移動してきています。
この部屋の中では、タブン私が一番軽症。
患者さんも看護師さんも大変です。
この部屋に移ってそういう現実を知ることが出来て良かったと思っています。


さて、最後に恒例の今日の病院食載せておきます。






#後述
今15日の朝です。
上記、ナースセンターの前に移動した患者さん。
昨晩も移動になっていました。
今のところ上に書いた日と、翌日と、今の所3回移動になっています。
この方、普段は寝てばかりですが、たまに起きるとユーモアセンスのある面白い方です。
それはそうとして、ホント看護師さんの仕事は大変です。