沖縄「講話」問題

今日の朝日・朝刊1面右中央、以下の見出し。

局長今日参考人承知
沖縄「講話」投票呼びかけ常態化

田中さんと面会した真部さんの発言に関する記事の一部、引用します。

真部氏は、過去5年間の沖縄県内の選挙について「幹部を集めた『局議』で、棄権防止を呼びかけた」と報告。投票呼びかけが常態化していたことを認めた。

asahi.comにはこの部分含まれていませんが、引用しておきます。
http://www.asahi.com/politics/update/0203/TKY201202020745.html?ref=any

沖縄防衛局長の更迭是非、参考人招致見極め判断 政権
 沖縄県宜野湾市長選をめぐり沖縄防衛局の真部朗(まなべ・ろう)局長の「講話」が行われていた問題で、野田政権は2日、真部氏が参考人招致される3日の衆院予算委員会での審議を見極めたうえで更迭の是非を判断することを決めた。防衛省による調査の進み具合や政権への影響も、判断の焦点となる。

 政権内では真部氏の更迭論が広がっているが、田中直紀防衛相は2日夜、記者団に「明日(3日)を見守りたい」と説明。首相官邸高官も「参考人招致を踏まえて対応を決める」と語った。首相周辺は「ここまで騒動になってしまっては更迭は免れないだろう」としながらも、野党側の出方を見極める考えを示した。

 2日にあった防衛省の「業務適正化委員会」では、昨年3月の防衛省人事教育局長の通知を説明。「選挙に関する基本的態度」として「隊員に対して個人の資格での積極的な選挙権の行使を助長する」と記され、訓示などを「容認される行為」と分類している。その結果、会合では真部氏の行動は「現状では服務規定違反になっていない」(下条みつ防衛政務官)と判断した。

この件、asahi.comの記事に書かれていない、

投票呼びかけが常態化

この部分が1番の問題だと思います。
真部さん、
「言われてみれば確かに問題だけど、今までズ〜〜ト行われていたのに」
そんな感覚だと思うのです。
そして、今まで問題にならなかった、この問題は更迭されるほど重要である事は納得できると思います。
この件は、沖縄だけでなく、全国で行われていて、しかも民主党政権以前の自民党時代から行われている。
調べれば、そこまで掘り下げる事可能だと思います。


外部の目入りにくい官公庁、言われてみれば確かに変。
みたいなこと防衛庁に限らずありそうです。
オリンパスの事件も思い出されます。
この国は増税も必要なのでしょうが、官民共にしっかり監査することもとっても大切な気がします。