ディアスポラ

グレック・イーガンさんの
ディアスポラ」読みました。

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

この作品、ハヤカワさんの2014オールタイムベストSF海外長編部門の2位。
グレック・イーガン私は知らなかったのですが、
2014オールタイムベストSF海外作家部門の1位。
SFファンの間では「知らなければもぐり」というぐらいな方なのでしょう。
はい。私は「もぐり」
昨日朝から読んでいたのですが、読み終わったのが今日のAM12:30ぐらいでした。
読んでいて、以前ここにも書いた、国内長編部門2位の小松左京さんの、
「果てしなき流れの果てに」
果しなき流れの果に (ハルキ文庫)

果しなき流れの果に (ハルキ文庫)

が思い出されました。
解説にも、このこと出てきたので、他にもイメージされた方いるのではないでしょうか?


科学の専門用語が沢山出てきます。
皆さんこれ読んで理解しているのだろうか?
最近の日本は大学進学率も高く、平均的な日本人の教養はかなり高いと思うのです。
高学歴の低収入話題になってますね。
これも解説に、「難しいところは読み飛ばしても大丈夫」なんてことが書いてあります。
でも、なんか書かれていることがわかっていないのは残念ですよね。^_^;
コレも解説にあるのですが、作者ご本人のホームページのこの作品のコーナがありそこで解説があるようです。
リンクしておきます。
Diaspora — Greg Egan
http://gregegan.customer.netspace.net.au/DIASPORA/DIASPORA.html


ついでにウィキペディア
グレッグ・イーガン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3
1961年8月20日生まれのオーストラリア在住です。
まだ新作期待できますね。

西オーストラリア大学で数学の理学士号を取得している。

とか、

ナノテクノロジー量子論認知科学宇宙論、数学等、広範囲な分野を題材としたSF作品を発表している。ハードSFの代表的作家として挙げられることが多い。執筆に当たっては関連分野の学会誌なども参照して執筆を行う[7]。

なんて書かれていて、読者もついていくの大変そうです。
私は大変でした。
「果てしなき流れの果てに」
2014-09-24 果てしなき流れの果てに - なんやかんや
は読みやすかったのですが。


言いわけを少し。
海外小説の登場人物、名前が不慣れなせいか、あまり沢山出てくると、誰が何をしている人か理解できなくなってきます。
この作品はそれほど沢山とは言いがたいですが、それでも、この人は?
ってのが出て来ました。
残念ながら、小説だけではなく、映画でも顔を覚えきれていなくて、
「あれ?この人あの時のあの人?」
なんてのが、合っていたり違っていたりします。
以前読んだ、マルケスさんの「100年の孤独」
2011-08-16

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

百年の孤独 - なんやかんや
かなり登場人物多かったのですが、
巻頭に登場人物一覧があって、何度もそこを見ました。
出きることなら海外小説はコレつけて欲しいです。


さて、作者ご本人のホームページ見たって、英語。(@_@;)
解説には日本の方(板倉充洋さん)の書いた解説ぺージも紹介されています。
1-02-05
http://d.hatena.ne.jp/ita/00010205
数理ネタ中心の解説なので、日本語でも難しいです。