松下竜一さんの「5000匹のホタル」読みました。
読んだのは、全集の方です。
この作品、今日読んだのは解説部分のみで本文は昨日読み終わってました。
今日はもう一冊。
全集未収録で、しかも私の住んでいる市の図書館にはなくて、隣の市の図書館の蔵書です。ハローワーク(失業したわけではなく、仕事で行ってました)に行った帰りに借りてきました。
「暗闇に耐える思想」
この作品松下さんの講演を書籍化したものです。
最初に掲載された「私の現場主義」なのですが、1988年4月12日
日本武道館で行われた東大入学式での講演内容。
この本の後ろに年表がついているのですが、松下さん公演3か月前の1月に警察の家宅捜査受けています。
理由は以前ここにも書いた「怒りていう、逃亡には非ず」で日本赤軍の泉水さんのことを書いたため警察にマークされていたのです。
この時全国で一斉に家宅捜査あったようです。
日本赤軍の活動に参加してていなくても、家宅捜査を受けた事実であらぬ被害を受けた方がだいぶ出たようです。
こんな事件があっても、権力と戦い続けている松下さんを、権力側に大量就職させている東大が呼ぶとは東大の先生たち柔らか頭ですね。