佐野眞一さんの「唐牛伝」読みました
60年の安保闘争時に全学連委員長だった、唐牛 健太郎(かろうじ けんたろう)さんについて書かれたノンフィクションです。
登場する人たちのその後も書かれていて、皆さんそれぞれの生き方していて素晴らしい。
唐牛さんの委員長就任は、1959年5月その後1962年5月に政治活動を辞めています。
短い活動期間です。
岸信介さん退陣に追い込んだのが成果と言えるのでしょうか?
中核・核マルの分裂はその後(1963年)になるので、内ゲバとか、連合赤軍、東大・日大闘争の前の時代です。
著者の佐野さん今年9月26日に亡くなっています。