背高泡立草

古川真人さんの「背高泡立草 」文藝春秋最新号で読みました。

 

文藝春秋2020年3月号

文藝春秋2020年3月号

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/02/07
  • メディア: 雑誌
 

 この作品162回芥川賞受賞作です。

【第162回 芥川賞受賞作】背高泡立草

【第162回 芥川賞受賞作】背高泡立草

 

 古川さんへのインタビューも掲載されていて、

憧れの作家として、故人の津島裕子さんと石牟礼道子さんの名前を挙げていました。

その後の部分引用します。

現在もお書きになっている方だと、今回、「幼子の聖戦」で一緒に候補になった木村友祐さん、小説の舞台が出身地の青森県で、僕と場所は全然違いますけど、その土地からしか滲み出てこない言葉を使って苦闘している、小説を書かれていますよね。

 

2017年第158回芥川賞受賞の、竹千佐子さん「おらおらでひとりいぐも」が方言使っていて話題になりましたが、木村さんも古川さんも方言使った作品書かれてますね。

1月の録画

早くも1月終了して2月ですね。

 

アポカリプト

 

アポカリプト [DVD]

アポカリプト [DVD]

 

 エージェント:ライアン

 

エージェント:ライアン [DVD]

エージェント:ライアン [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2014/12/10
  • メディア: DVD
 

タバコロード

 

 

 バリー・シール/アメリカをはめた男

 

 嘘八百

 

嘘八百 [DVD]

嘘八百 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • 発売日: 2018/07/11
  • メディア: DVD
 

 スマホを落としただけなのに

 

スマホを落としただけなのに DVD

スマホを落としただけなのに DVD

 

 空飛ぶタイヤ

 

空飛ぶタイヤ [DVD]

空飛ぶタイヤ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2019/01/09
  • メディア: DVD
 

 永い言い訳

 

永い言い訳 [DVD]

永い言い訳 [DVD]

 

 のみとり侍

 

のみとり侍 DVD通常版

のみとり侍 DVD通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: DVD
 

 友罪

 

友罪 [DVD]

友罪 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2018/11/02
  • メディア: DVD
 

 ブラックジャック劇場版

 

ブラック・ジャック 劇場版 [DVD]

ブラック・ジャック 劇場版 [DVD]

 

 

「おかもんめら」「ひのもとのまのなか」「野良ビトたちの燃え上がる肖像」

木村友祐さんの未読の作品あと3作。

ja.wikipedia.org

長編ではないので全部読んでしまいました。

まず単行本未収録の2作品掲載された「すばる」のバックナンバー図書館で入手

「おかもんめら」

 

すばる 2011年 02月号 [雑誌]

すばる 2011年 02月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/01/06
  • メディア: 雑誌
 

「ひのもとのまのなか」

 

すばる 2014年 02月号 [雑誌]

すばる 2014年 02月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/01/06
  • メディア: 雑誌
 

 図書館で出してもらった、「すばる」2011年2月号、2011年1月号と2011年3月号の3冊合体された状態で書庫から出てきました。

 2011年1月号に佐川光晴さんの「あたしのいい人」という作品発見し読むことに。

すばる 2011年 01月号 [雑誌]

すばる 2011年 01月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/12/06
  • メディア: 雑誌
 

 単行本未収録作品と思って読んだのですが、帰宅して調べたら、

「おれたち青空」という単行本に収録されていました。

 

おれたちの青空 おれのおばさんシリーズ (集英社文庫)

おれたちの青空 おれのおばさんシリーズ (集英社文庫)

 

 この方第125回~136回の間に5回芥川賞候補作出していますが、受賞はされていません。

 

「すばる」返却後

木村友祐さんの未読の最後の作品。

野良ビトたちの燃え上がる肖像

 

野良ビトたちの燃え上がる肖像

野良ビトたちの燃え上がる肖像

  • 作者:木村 友祐
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: 単行本
 

 読みました。

これで、ウィキペディアを元に木村さんの全著作読むことができました。

 

 

さて今から、ウィキペディアには書かれていませんが、昨日知ったデイリー東北に掲載された、「空飛ぶ鉄犬」と「クロマズだぢ」掲載されているサイト発見したので読みます。

リンクしますので関心のある方はどうぞ。

feature.daily-tohoku.co.jp

 

 


【デーリー東北CM】空飛ぶ鉄犬(木村友祐編15秒)

 

 最後に今回の芥川賞について一言

木村さん芥川賞候補作品になったのは、今回の「幼な子の聖戦」が初めてなのですが、

選者の方々は、依然ここにも書いた、「百の夜は跳ねて」の件で、「天空の絵描きたち」を読まれた方が 何人もいらっしゃいます。

 

supiritasu.hatenablog.com

私もそうでしたが、この作品が芥川賞候補になるどころか2012年10月号の「文學界」に掲載されたまま単行本にもならず知られることなく埋もれてしまっていたこと驚きでした。

そう、選者の方にとっては比較対象になる前作品があったわけです。

「天空の絵描きたち」「幼な子の聖戦」この2作品、方向性とか視点は変わりないのですが、反権力の姿勢が後者のほうがより強く出ていて線の行きつくポイントが集中しているように感じました。前者のほうがもっと一般的な感じ。

で、「天空の絵描きたち」の作者への期待として次作も見たい。

そんな結論になったのではないか?

そんな推測しました。

文藝春秋の次号の選評どんなことを選者の方書かれているのでしょうね。

幸福な水夫

木村友祐さん芥川賞受賞できませんでしたね。

「幸福な水夫」読みました。

 

幸福な水夫

幸福な水夫

 

 この作品に関し著者のインタビュー記事見つけたのでリンクしておきます。

mainichi.jp

木村さんの作品読めば読むほど彼の向いている方向に共感覚えます。

 

図書館で著者名で検索掛けると、

「地方紙の眼力」出てきました。

 

地方紙の眼力: 改憲・安全保障・震災復興・原発・TPP・地方創生 (農文協ブックレット 17)

地方紙の眼力: 改憲・安全保障・震災復興・原発・TPP・地方創生 (農文協ブックレット 17)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2017/05/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 手に取ってみると八戸に本社のある「デイリー東北」の方が記載している記事があって、この新聞に会話部分だけでなく、全体が八戸近辺のお国言葉ですべて書いた小説を木村さんが2作品連載したことが書かれていて、そのことについての木村さんご本人の記事も掲載さてていました。

 

 

日本は世界的に見ても規模の大きな新聞社がありますが、どうしても地方視点に欠ける部分と、権力に迎合する部分感じます。

東北の復興を優先すべきなのに、その復興を利用して東京オリンピックを誘致して、東京一極集中でいいのだろうか?私もそう思います。

復興に回すべき建築資材と人材が結局東京にまわってますね。

 

 

イサの氾濫

木村友祐さんの「イサの氾濫」読みました。

 

イサの氾濫

イサの氾濫

 

 この作品最初「すばる」に掲載されました。

その時、2012年第25回三島由紀夫賞候補になっています。

単行本化されることはなかったのですが、

4年後の2016年未来社から発売されました。

そのいきさつはこの本の中に書かれています。

この作品今度は、2016年第38回野間文芸新人賞候補になっています。

東日本大震災を扱った作品です。

「聖地Cs」も東日本大震災扱っています。こっちは福島原発がらみです。

2014年第36回野間文芸新人賞候補になっています。

 

聖地Cs

聖地Cs

  • 作者:木村 友祐
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/08/29
  • メディア: 単行本
 

 

野間文芸新人賞候補、になったのは「イサの氾濫」のほうが後ですが、書かれたのは先なのですね。

東日本大震災取り上げた作品3作品読んでいます。

 

美しい顔

美しい顔

 

 この作品芥川賞候補になっていて、参考文献の引用の件で問題になっていましたが、出版されていたのですね。

3作品とも私はお奨めです。

 

木村さんの視点今のところ読んだ7作品全て共感しました。

 

 

幼な子の聖戦

昨日仕事に向かう前に、隣の市の図書館に借りていた2枚のドアーズのCD返却に行きました。

 

WAITING FOR THE SUN (EXPANDED EDITION) [2CD] (50TH ANNIVERSARY)

WAITING FOR THE SUN (EXPANDED EDITION) [2CD] (50TH ANNIVERSARY)

  • アーティスト:THE DOORS
  • 出版社/メーカー: ELEKTRA
  • 発売日: 2019/01/11
  • メディア: CD
 

 

 

L.A.Woman

L.A.Woman

  • アーティスト:Doors
  • 出版社/メーカー: Elektra / Wea
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
 

 この2枚聞いたことあるし、どこかにあるはずなのですが、ウィンドーズメディアプレイヤーの中に入っていなかったので、借りました。

同時に、ほかの人が借りていてすぐに手配ができなかった、ジム・モリソンが亡くなった後に発売された作品も申し込みしておきました。

Other Voices/Full Circle

Other Voices/Full Circle

  • アーティスト:Doors
  • 出版社/メーカー: Rhino
  • 発売日: 2015/09/04
  • メディア: CD
 

 返しに行ったら、このCDちょうど来たところだったそうで、2度手間にならずに済みました。

ついでに、私の市の図書館で予約している「すばる11月号」雑誌コーナーで確認したら、なんと!あるではないですか。早速借りました。帰宅後私の市の図書館の予約はキャンセルしました。

 

すばる 2019年 11 月号 [雑誌]

すばる 2019年 11 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: 雑誌
 

 芥川賞の発表前に、木村友祐さんの「幼な子の聖戦」読むことできました。

単行本も発売前です。

 

幼な子の聖戦

幼な子の聖戦

 

 予想していた内容とはちょっと違いますが、

芥川賞狙いで書いたのではなく、木村さんが今書きたいことを書いたストレート感があります。

最近の受賞作でここまで政治的な作品なかったような気がします。

個人的には受賞してほしいですが、ほかの候補作全く読んでいませんが、難しそうな気がします。

選考委員の方々どう評価するのかな?

木村友祐さんの作品これからも気にしていきます。

 

 

ここには書いていませんが、10月10日過ぎ位から突然右足が神経痛になりまして、痛い場所が一定ではなく変わるので、歩けなくなったり、バイクにまたがるのに足が上がらなくなったり、昼間は何とかなってきたら、12月の中頃には寝たら痛くて寝れなくなったりしていました。

12月24日からだいぶ快方に向かい普通に眠れるようになりました。

朝起きると今も右足付け根のあたりに違和感があるのですが、普通に生活はできています。

ただ寝ると悪化するようなので、寝転がって読書するのが好きな私が、座って読書しています。

そんなわけで、今日は隣町の図書館で「幼な子の聖戦」読みました。

せっかく図書館にいるので、文學界最新号に掲載された、村上春樹さんの「品川猿の告白」も読みました。

 

文學界 (2020年2月号)

文學界 (2020年2月号)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/01/07
  • メディア: 雑誌
 

 最新号は貸し出しできないので、普通に持ってきて読んでます。

 

 

この図書館はフリーワイハイ対応なのでノートパソコンでこれ書いてます。

 

 

今から文學界を雑誌のコーナーに戻してきて。

すばる11月号に掲載された、第43回すばる文学賞受賞作

高瀬隼子さんの「犬のかたちをしているもの」読みます。

 

犬のかたちをしているもの

犬のかたちをしているもの