木村友祐さんの「イサの氾濫」読みました。
この作品最初「すばる」に掲載されました。
その時、2012年第25回三島由紀夫賞候補になっています。
単行本化されることはなかったのですが、
4年後の2016年未来社から発売されました。
そのいきさつはこの本の中に書かれています。
この作品今度は、2016年第38回野間文芸新人賞候補になっています。
東日本大震災を扱った作品です。
「聖地Cs」も東日本大震災扱っています。こっちは福島原発がらみです。
2014年第36回野間文芸新人賞候補になっています。
野間文芸新人賞候補、になったのは「イサの氾濫」のほうが後ですが、書かれたのは先なのですね。
東日本大震災取り上げた作品3作品読んでいます。
この作品芥川賞候補になっていて、参考文献の引用の件で問題になっていましたが、出版されていたのですね。
3作品とも私はお奨めです。
木村さんの視点今のところ読んだ7作品全て共感しました。