スライ&ファミリー・ストーン

彼らは8月のウッドストック前の5月に

スタンド!

スタンド!

が最高13位を記録し、
シングル「エブリデイ・ピープル」は
2月〜3月にかけて4週1位を記録しています。
ウッドストックではその勢いそのままの派手めなステージです。
サイケデリック・ソウルという感じで売り出していたようで、
元々派手めです。
どっちにしても、ミュージシャンは目だって何ぼのもんですからね。
中心メンバーは、スライ・ストーンです。
ワンマンバンドに近い部分あります。
曲も書くし・歌も歌うって感じです。
彼の兄弟も2人、リードギターとキーボードで加わっています。


ウッドストック後も売れ続け、

Greatest Hits

Greatest Hits

は1970年11月最高2位、
シングル「ホット・ファン・イン・ザ・サマータイム」1969年10月最高2位
「サンキュー」1970年2月2週1位
となっています。
この頃スライさん、いきなり売れたプレッシャーで薬に手を出してしまいます。
コンサートで、お客さんを2〜3時間も待たせたりしてます。
当然お客さんの暴動あったり、裁判で訴えられたりで、かなりきつかったようです。
実質「ホット・ファン・イン・ザ・サマータイム」のヒット後2年間で「サンキュー」
のシングルを1枚出しただけです。
ですから、グッレイテスト・ヒッツを寄せ集めて発売したわけですね。
お金普通の倍以上稼いでこの2年で使い切ったみたいです。
1970年80のスケジュール中26キャンセル
1971年40のスケジュール中12キャンセル
という状況だったようです。


それでも何とか次のアルバム完成させます。

暴動

暴動

1971年最高1位2週
シングル「ファミリー・アフェア」も1位3週という好結果となります。
ここまでが限度で、
次のアルバム
Fresh

Fresh

1973年最高7位
その次のアルバム
スモール・トーク

スモール・トーク

最高15位となっています。
それでもすごい数字ですが、
ウッドストックで売れて、
調子が狂ってしまった1人と言えそうです。
でもシングル3枚NO1ってのは、かなりの記録です。


メンバーの中では、ベースのラリー・グラハムが、
バンド脱退後、
グラハム・セントラル・ステーションを結成し

Ain't No Bout-A-Doubt It

Ain't No Bout-A-Doubt It

1975年最高22位記録してます。
ソロとしても
バラードの世界

バラードの世界

1980年に最高26位
シングルカットされた「ワン・イン・ア・ミリオン・ユー」は、最高9位記録しました。