ジャニス・ジョプリン

ウッドストックのオリジナル版では、含まれていません。
その後フィルムの整理していて出てきたそうです。
ジャニス・ジョプリン・最強の、女性ボーカリスト、といえるのではないでしょうか。
しわがれた声がなんとも言えません。
この人の「サマー・タイム」（昔からある、スタンダードナンバーですね）
「ムーヴオーヴァー」なんかたまりませんね。
１９４３年１月の生まれです。
彼女の生涯は１９７９年映画化されています。

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彼女は、ブルース歌手志望で14歳で家出して、クラブ歌手していました。
デビューのきっかけは、
サンフランシスコで１９６５年に結成された、
ビッグ・ブラザー＆ホールディング・カンパニーに、
６６年リードボーカルとして加入したことになります。
その後６７年にモンターレ・ポップ・フェスティバルに出演、
これで一大センセーションを巻き起こします。
「なんだ、あのネエチャンは、すごいぜ」みたいな感じですね。

ウッドストック以前にあったモンタレー・ポップフェステイバルは、
他に
スコット・マッケンジー
ママス＆パパス
キャントヒート
サイモン＆ガーファンクル
ヒュー・マサケラ
ジェファーソン・エアプレイン
エリック・バートン＆アニマルズ
ザ・フー
カントリー・ジョー＆フィッシュ
オーティス・レディング
ジミ・ヘンドリックス
ラヴィ・シャンカール
出ています。
ザ・フーとジミ・ヘンドリックスこういうイベントに欠かせない存在だったようですね。
この映像はズート昔にＮＨＫのヤングミュージックショウで見た記憶があるのですが、
気のせいでしょうか？

話を戻して、
モンターレー・ポップ・フェスティバルの翌年６８年、
ドカーン！と売れちゃいました。
フェスティバルで話題沸騰ってなわけで、
アルバムの発売皆が待っていたわけです。

チープ・スリル

アルバムチャート１位を８週も記録する大ヒットです。
シングル「ピース・オブ・マイ・ハート」（心のかけら）
も最高１２位記録しています。
１度ＮＯ１から落ちて返り咲きなんかやってます。
１位から落としたのは、この人の、このアルバムです。

エレクトリック・レディランド

はまぞうさん、「チープ・スリル」のアーチスト名ジャニス・ジョプリンになってますね、
正確には、ビッグ・ブラザー＆ホールディング・カンパニーなんですけど。
このバンド、ジャニス・ジョプリン加入して売れましたが、
このアルバム発売の６８年に彼女は脱退してしまいます。
当然バンドも売れなくなって、
ドカンといったわりに、ヒットアルバムこれ１枚です。
アーチスト、ジャニス・ジョプリンと書かれるのわかる気しますね、
７２年バンドは解散になります。

ソロ活動始めた彼女は、翌６９年８月ウッドストック出演となるわけです。
この時点で有名人です、
ソロデビューアルバムもその後発売されます。

I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama!

１０月に最高５位記録しています。
７０年フル・ティルト・ブギー・バンド結成して、
アルバム「パール」の録音に入りますが
１９７０年１０月には薬（ヘロイン）で亡くなっています。
「ナンチュウ・コッチャ」
凄まじい人生ですね、死んでから売れるよりはまだ良いのかも知れませんが、
売れてしまったことが、彼女の人生を短くした事実もあると思います。

何とか翌年アルバム発売になります。

Pearl (Spec) (Dig) (Spkg)

２月から１位を連続で９週続けます。
シングル「ミーアンド・ボギー・マギー」
も１位を２週記録します。１１月２２日に書いたように
クリス・クリストファーソン 作の曲です。
その後音源をライブに求めて、

In Concert

発売。
７２年最高４位記録しています。
このアルバム、Ａ面はビッグ・ブラザー＆ホールディング・カンパニー
Ｂ面はフル・ティルト・ブギー・バンドとの競演となっています。
どっちにしても、ジャニス・ジョプリン、の歌がメインですね。