芥川賞(その2)

私ある時期、時代を遡って芥川賞受賞作品読み漁っていた時期ありました。
後に大家と言われるような方の初期の作品が読めるので、
それなりに楽しかったです。
1人の作家も当然追いかけますが、
色々な作家に出会うためにはこの読書方法も悪くないなと思いました。
最新号のダカーポ(マガジンハウス)特集が芥川賞直木賞です。
19Pに歴代累計売り上げ部数ランキング出ています。



村上龍限りなく透明に近いブルー」(講談社)354万部(単行本+文庫本)

限りなく透明に近いブルー

限りなく透明に近いブルー

さすがに龍さん売り上げで2位以下を倍近く引き離してます。
龍さん自分で監督して映画にもしています。
限りなく透明に近いブルー [VHS]

限りなく透明に近いブルー [VHS]


柴田翔「されどわれらが日々」(文藝春秋)186.7

されどわれらが日々 (文春文庫 し 4-1)

されどわれらが日々 (文春文庫 し 4-1)

アリャリャこの作品昔文春文庫に入っていたのですが・・・
私の好きな作品の1つです。
この作品読んではまって、他の作品も読んでいました。
これも映画になっています。(別タイトルですが、原作この作品です)



庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」(中央公論社)160.9

赤頭巾ちゃん気をつけて (中公文庫)

赤頭巾ちゃん気をつけて (中公文庫)

庄司さん過去に何回も書いていますね。
日記の検索で庄司薫やったら過去9回出てきました。
今日書いたので10回目になりますね。
読み漁りで出会った作家さんです。
これも映画化されてますね。
以前紹介しました。



安部公房「壁」(新潮社)138.1

壁 (新潮文庫)

壁 (新潮文庫)

安部さんもはまりました、
砂の女」「他人の顔」など、
SFのような作品ですね。



綿矢りさ蹴りたい背中」(河出書房新社)127

蹴りたい背中

蹴りたい背中

この作品まだ文庫出ていません。単行本だけの売り上げですね。
しかも最近の受賞ですね。
私はこの時は、昨日書いた同時受賞の作品も気になっていたので、
芥川賞受賞作が全文掲載されている、
「文藝春秋」購入してしまいました。
後にも先にも「文藝春秋」買ったのこの時だけです。
おそらくこの号の「文藝春秋」過去最高の売り上げだったと思います。


この続きまた明日書きます。