芥川賞(その3)+α α

芥川賞決まりました。新聞報道は今日の朝刊まで出ませんね。
島本理生さん受賞できませんでした。
3度目の正直なりませんでした。
ダカーポ587号によると、
過去に7回候補になった人いません。
6回候補になった人6人いて、そのうち5人芥川賞受賞していません。
島田雅彦さんもその1人です。
唯一受賞した1人は木崎さと子さんです。
(この話はどっちにしても受賞結果が出てから書こうと思っていました。)

直木賞の場合10回候補になった方1名います。
その方10回目で受賞しました。
35年掛かっての受賞だそうです。
古川薫さんです。
直木賞の場合最初芥川賞候補だったけど、
受賞出来ずにベテランになってしまい、直木賞受賞という例もあるので、
候補になる回数多くなるのかもしれません。
芥川賞はあくまでも新人賞です。


さて今回芥川賞受賞は、
賞を主催している文藝春秋社の文学界からの、
唯一の候補作。
伊藤たかみさんの 「八月の路上に捨てる」が受賞されました。
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/
この方はホントに3度目の候補で受賞されました。
新潮の4候補全滅でした。
このうち三島由紀夫賞受賞されている方2名いらしゃいました。
こっちは新潮社の主催ですね。


ついでに直木賞もアドレス載せときます。
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/
候補作6作品あったのですが、文藝春秋社刊の2作品が受賞しています。
だからどうししたということは特にありません。
過去に文藝春秋社絡みの作品受賞していない年もあります。
昨日の芥川賞の売り上げ順位の話はまた今度にします。
イムリーな話題・優先してしまいます。


+α
昨日の朝日・朝刊オピニオン面に「2006-07-09 その後」に書いた、
日本メディアの北朝鮮訪問のまとめ記事出ています。
7月4〜8の訪問でした。
結局ミサイル問題についての北朝鮮の釈明は、
日本メディアが再三求めても実現しなかったそうです。


もう1丁+α
小泉さん、イスラエルに訪問中で、
中東の和平のお話しているようです。
北朝鮮に制裁の決議出そうとしていて、
しかも近隣諸国と上手くやっていない人が、
そんなこと言っても説得力なさそうですね。


北朝鮮問題は中ロが独自の決議案出すようです。
日本は振り上げた手をおろしようが無くなってしまいましたね。
2006-07-07 の最後に書いたように、
手を振り上げる国に日本にはなって欲しくないです。
北朝鮮の脅威の存在は認めますが、
最後まで何処の国とも対話が出来る大人の国になって欲しいものです。


追加。
今日の朝刊やニュース見てたら、
中・ロと妥協点探すために、

政府、文言の修正も検討

(今日の朝日1面の右中の見出し)
とのことで、振り上げた手さっさとおろし始めているようです。
「中国も、ミサイル飛んでも良いとは言えないでしょう」
って強気のこと言っといて、
この事態です。
考え方が短絡的ですね。
最初は日本が中国を追い込んでいた感覚ありましたが、
かなり、悔しい部分あるけど、中国の外交ってすごい。
感心します。
この粘りが必要です。
これサッカーの日本代表の話のときも書いてますね。
私も粘りそんなに無いかも。