河出二人娘文藝春秋大露出

今日のタイトル中国語ではありません。
思い切って漢字のみにしてみました。
ひらがな交えて説明調に書くと
河出書房新社お抱えの新進作家2人娘(青山七恵さんと、綿矢りさ・さん)が文藝春秋の3月特別号の看板だった」
そんな感じです。


昨日の朝刊に文藝春秋3月特別号のでかい広告出てました。
左側前面広告だけでは物足りず、見開き右側1/3も広告に使ってます。
メインは第136回芥川賞受賞作、青山七恵さんの、「ひとり日和」全文掲載です。
本人の全身写真付きのホントメインの扱いです。
文藝春秋過去最高の売り上げは、金原さん、綿矢さんの若い2人が芥川賞同時受賞した時でしたので、
おそらくこのお2人と同級生(綿矢さん早生まれで年は1つ下)の青山さんにも売り上げ期待しているのでしょうね。
同級生3人娘の中に今回青山さん参加した感じです。
島本さん83年5月18日生まれ
金原さん83年8月 8日生まれ
綿矢さん84年2月 1日生まれ
(青山さん83年生まれ以上は今のところ私もわかりません。)
島本さんこの前も書いたように新作「新潮」に書いていますが、
この方だけ芥川賞なかなか受賞できません。
他の3名は1回のノミネートで受賞しています。
文藝春秋話題づくりで直木賞いってしまい可能性も否定できませんね。
山田詠美さんも芥川賞落ちていていつのまにか、直木賞作家です。
山田さんもデビューは今日の主役2人と同じ、文藝賞「ベッドタイムアイズ」でした。


さらにこの号は、青山さんの芥川賞受賞を並んで発表した、
石原さんと村上さんが、青山さんと対談しないで、ナント綿矢さんと、

我らが青春の芥川賞を語ろう
初顔合わせ豪華鼎談

なる記事が掲載されています。
文藝春秋河出書房新社の宣伝媒体のような感じですね。


一昨日綿矢さんの新作の新聞広告の事書きましたが、
私の予想では、青山さんの新作とダブル広告かな?
そう思ってました。
河出二人娘で売るにはいい感じなので、そう思ってました。
河出さん今回気合充分ですね。
文藝春秋の広告が出た同じ日(つまり昨日です)の夕刊、
綿矢さんと、青山さんのW広告出してますね。
しかもTV欄でカラー広告で大きさがTV欄よりチョット大きいの出してます。
この面って広告料高そうですね。
割合は綿矢さん4/5、青山さん1/5です。
そして今回の広告の中で、綿矢さんのサイン会の告知出てました。
全部で4日8箇所で行いますが、
場所は東京7箇所、神奈川1箇所でした。
青山さん2月16日発売なので発売時また広告ありそうですね。
実は青山さん今回で発売前2回目の広告です。
文藝春秋発売前の出版にはなりませんでしたが、
直後に出版ですね。
直木賞の場合新人が受賞すること無い様なので、
候補作になった時点で出版済みけっこうありますね。
芥川賞の場合、文芸誌に掲載されたけど出版前って事多いです。


夕刊TV面残りの広告、
TVドラマになった「推理小説」(ドラマ名アンフェア)と
同じ秦 建日子さんによる、映画の原作「アンフェアな月」の広告です。
こちらも河出書房新社の本です。
他の新聞はわかりませんが、朝日の夕刊はそんな感じになっていました。
河出書房新社私が学校を卒業した年は、社員募集なかったです。
この前芥川賞とった伊藤たかみさん河出からきた通知、
「採用試験の通知だと思ったら、文藝賞の選考結果の通知だった」
そんなこと、文藝冬号で語っていました。


#アリャリャ
昨日の朝日新聞夕刊朝日新聞広告局の企画で、
全ての広告書籍でしかもカラーで埋めてました。
河出さんにとっては自社出版物の宣伝にチョウドいい時期の企画でしたね。
でも今回、大出版社で広告出しているの講談社ぐらいで、
新潮社・集英社文藝春秋社・岩波書店小学館
この辺の会社の広告はありませんでした。


綿矢さんの「夢を与える」新聞広告の出た一昨日買ってしまいました。
これだけ書いたら責任取ります。
でも「文藝」連載時と単行本との内容比較はしていません。
私が書かなくても、これからは、色々な所で「夢を与える」について書かれると思います。