上辺の付き合い

ネタ元です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080508-00000967-san-pol
リンク切れになる可能性高そうです。
中国の胡錦濤国家主席中曽根康弘海部俊樹森喜朗安倍晋三の歴代首相4人との朝食会が8日朝あったようです。
歴代首相といえば、小泉さんもいるはず?

計6回の靖国神社参拝をめぐり、中国側と対立した小泉純一郎元首相は「おれが行ったら、胡主席は来ないんじゃないか」と周囲に漏らしており、姿を見せなかった。

とのことで、不参加にされたようです。
胡さんの機嫌を損ねないよう、強気の小泉さんも遠慮したわけですね。
でも、中国の国力気にしすぎだと思います。
中国の方たちも、中国に対して、反面的な行動をする国に対して、
皆で抗議活動を行うことによって、中国のやり方を通すというのでは、
圧力団体と一緒で、民主的でもなければ、対話も無い感じですね。


歴代首相の方々も、安倍さん除いて、中国の核心に迫っていないようです。
親しくもないのに、中国側の耳の痛い、核心の話してもだめでしょうが、
機嫌を損ねないような当たり障りの話していても、日中の外交は進展しませんね。
安倍さんは、以下↓のような発言されたようです。

チベットの人権問題について憂慮している。ダライ・ラマ側との対話再開は評価するが、同時に、五輪開催によってチベットの人権状況がよくなったという結果を生み出さなければならない。そうなることを強く望んでいる。

これに対し、胡主席は、

「私はその件は知らないので、正しい法執行が行われているか調べる」
胡主席は、こう返答したが、チベット問題については触れようとしなかった。

との姿勢だったようです。
安倍さん、まだ胡さんから誠意のある答えを引き出すほど人間関係ができていなかった。
ということになるのでしょうか?

安倍氏の発言で生じた気まずい雰囲気を修復しようと動いたのが森氏だった。北京五輪について「中国はメダルをたくさん取る作戦でくるのでしょうね」と水を向け、胡主席の笑顔を引き出した。

こんな、雑談で、日中関係よくなるとは思えないのですが、
せっかくの機会なのに、上辺の付き合い演出してどうなんでしょうね?
中国側の耳の痛い発言をきちんとして、
お互いにもっと理解を深める良いチャンスだったのに。


パブリックな場所では、話しにくいでしょうが、
個人的に胡さんの、チベット問題や、中国共産党民主化に対する考え方の本心聞くこと出来ないものか?
そのためには、こちらの事情も先に胡さんに話す必要あるでしょうね、
例えば、次期衆院選挙で、自民党がどうなるのか?
といった詳しい事情とか、
お互いに腹を割って話せる環境作り大切です。
モチロン、私たちがその内容知るのは、ズーット後になることと思いますが、
中国側と、
しっかり話し合うことの出来る人材を確保すること大切ですね。
今回そういった意見交換も、密かに行われていたこと期待しています。