無期懲役でしたね

2010-10-25日本シリーズTV放映なし - なんやかんや
で書いた「死刑求刑」の続きです。
死刑求刑のあった、裁判員裁判無期懲役の判決でしたね。
今日の朝日・朝刊1面トップもこの記事でした。
裁判員さんたち本当にご苦労様でした。
遺族の方「極刑」を望んでいたようです。
極刑を望む遺族の方の気持ちに答えられない苦痛も、
答えてしまう苦痛もありますね。
私は今回の判決と同じように答えない苦痛を選択すると思います。
裁判員さんたちにこういう大きな負担を負わせること、やっぱり反対です。


この書き方が適切ではないかもしれませんが、
被害者の方「極刑」を求めるのが当然のような世論が形成されている気がするのですが、いかがでしょう?
「極刑」を求めないほうが変、
みたいな。
私、親族が殺されたとき「極刑を求めない」
そう言いたいと思っています。
でも、そう言うことも大変なのではないか?
そんな気がします。
親族に愛情がないように思われそうですね。
どう思われるか考えてる余裕はないと思いますが、
不用意な発言をすると、
加害者だけでなく、被害者も、誹謗中傷を受けることもあるのではないか?
そんな気がしています。
こんなこと書いていますが、実際そのときになったら、どうなるかわからない部分は残されますね。


別の視点で考えてみます。
誰もが、その時がないことを当然求むでしょうし。
これもあったら困るのですが、
私が殺されたとして、
私の親族が加害者を死刑にしてほしいと望まないで欲しい。
そんな気持ちがあります。
加害者を恨んで生きていくより、
心安らかにとは、なかなかいかないでしょうが、
できるだけ穏やかに過ごして欲しいと望みます。