大人

今日は、大きなテーマで2つ。


まず、北朝鮮の砲撃。
先に書いておきますが、金さんの世襲体制が終わり、
韓国と北朝鮮で統一の民主的国家に朝鮮半島がなることを望んでいます。
日本も、朝鮮半島を侵略して、今のような体制になる責任の一因を作っている。
その可能性は否定できませんね。


今の報道、北朝鮮サイドからの情報が少なすぎ。
韓国側も、報復の砲撃をしたわけですから、その被害もあるわけでしょうが、全くわからない。
だからといって、北朝鮮側が、その被害状況を公開したとして、
何処まで信じるか。
自分達の正当性を主張するために、加工がされているのではないか?
そんな疑いを持ってしまいますね。
報道を見ていると、陸上での境界線に比べると、海上での境界線は南北間で納得できていないようです。
その境界線あたりで韓国が演習をしていたのも事実のようです。
3月には北朝鮮は否定しているものの、哨戒艦の沈没ということもありました。
領土問題も絡んでいてこの境界線は、南北とも活動をせずに放置すること。
それも大切だと思います。
日本の今抱えている尖閣諸島の問題と同じで、放置といってもなかなかそうも行かないでしょうが。
領土問題は、各国とも、大人になって、
武器を使用することなく、そっぽを向くのではなく、
向かい合って徹底的に話し合う姿勢を常に持つ必要がありますね。
北朝鮮、見ていると、話し合いに出ないのが戦略な部分も感じます。
でも、あまりに閉ざされた社会のために、真実と・噂の判断が難しい。
西側目線で最初から見てしまうのは、情報不足で仕方がないとして、
こちら側の報道が偏っているのではないか?
そういう思いもあります。
「実際どうなのよ」
北朝鮮にはいつもこの分部感じています。


今回の砲撃は民間人の死者も出ています。
韓国が報復に出ず、耐えること各国が期待しています。
最近の哨戒艦沈没*1の時もよく何もしないで耐えていると思っていました。
今度、何かあったら、どうなるの?
といても心配です。
このギリギリを付いてくる神経戦。
だいぶ前の、大韓航空機爆破事件といい、
無茶しすぎ。
北朝鮮が、自ら真実を公表して、(こう書くこと自体既に、犯人扱いで申し訳ない気がしますが、西側の、報道ではこう見るしかないですね)北朝鮮が開かれた大人の国になるまで、どの位かかるのでしょう?
そのためには、中国の影響力は重大ですし、その過程での、中国の民主化も不可欠ですね。


もう一つ。
今日の朝日・朝刊の1面トップ。

裁判員初 少年に死刑

18歳時の犯行で一生を左右してしまう。
更生の余地無し。死刑。
大人ってなんだ?
そんな気持ちにもなります。
10代で十分大人な人も。
中年になっても、大人になりきれていない人も。
いますね。
老人になって、少年の心を持っている。
なんて言うと誉め言葉みたいです。


裁判員の方、死刑判決出したこと、一生背負っていく覚悟された方もいらしゃるのでしょうね。
一般の方にそこまでの負担を強いるこの制度で、
死刑判決出ることが前回の事件から事実(事実と書くか現実と書くか悩みました)となりました。
これからも、事実がこうやって積み重なっていくのですね。
事実が既に、先行していますが、
こうした中、死刑制度存続か廃止かの見直しについて、
見直すことは行われつつあるのでしょうか?
それとも、既に、
世論は死刑制度存続の方が多い。
という事実があるようなので、
これで、しばらくは落ち着いてしまうのでしょうか?
それでも、私は、死刑制度を存続するか廃止かの議論を進めて欲しいです。
以前も書きましたが、犯罪の内容がどうあれ、死刑を認めない人。
私もそうですが。
そういう人を裁判員に選ぶこと。
「真実を公平に見て判決をする」
ということであれば。
選ぶこと変。
「多くの民間人の意見を裁判に取り入れる」
ということであれば。
選ばないこと変。
この、矛盾。
私、感じています。


#後述
この分部、私見は書きません。


今日の朝日・朝刊社会面(手元の新聞で39面)
今回の死刑判決の関連記事の横に、小さな記事。

死刑判決の被告
控訴しない意向
横浜の裁判員裁判

の見出し。
裁判長が、
控訴することを薦めた。
判員裁判で最初に出た死刑判決の事件です。
被告の方以下のように話しているそうです。

「遺族の意向を無視できず、控訴することはそれを傷つけることになる恐れがある。いかなる判断も受け入れると決意していた」

弁護団は控訴するように説得しているそうです。
控訴期限は今月30日。

*1:北朝鮮関与認めていませんが、ほとんどの人が関与していると思っていますね