昨日書いた「死刑求刑」の続きです。
今日の朝日・朝刊1面トップは、
特会21事業3000億円余剰
でした。
裁判員制初の死刑求刑
は1面左上に出ていました。
さらに社会面(手元の新聞で38・39面)に関連記事。論告・最終弁論の要旨(手元の新聞で37面)出ています。
39面に出ていた1時間半の論告の末、静まり返った法定での検察官のひときわは多きな声。(朝日記事の記載による)引用します。
「人の命を奪う身勝手さを許さない社会を実現させるためには、極刑をもって臨むほかない」
高揚した検察官の方の様子目に浮かびます。
裁判員さんの視線を意識して、ショー的な要素も加わって来ているのかもしれませんね。(こういう皮肉っぽい書き方、書いている私自身もいやな気がしますが、実際そんな感じします)
考えてしまったのが、
人の命を奪う身勝手さを許さない社会が実現したら、殺人は減るのか?
どう思います。
生きていくことの閉塞感から、自分の命さえ軽んじている人が、何の利害関係のない人を巻き込んで殺人。
そんな事件まであります。
そいうい人にとって、人の命を奪う身勝手さを許さない社会は、身勝手な自分を裁いてくれる、望ましい社会かもしれません。
多くの人が望んでいるのは、
人の命の尊さが理解されて、身勝手な殺人を思いとどまれる社会。
ではないでしょうか?
裁判員裁判でも死刑容認判決が出てくると、
犯罪者に対する更生ではなく、諦めの空気が広がって、
犯罪を生む環境をなくしていこう!
こういう前向きな姿勢が後退していく気がしています。
私たちが安心して暮らしていける、日本。
その実現のためには様々な道がありますね。
#後述
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