北茨城。2011.4.1

昨日、
2011-02-15鮟鱇鍋 - なんやかんや
に書いた、北茨城に行って来ました。
「なんやかんや」に書くために行ったわけではありません。
これを書いていても、いなくても行っていたと思います。
でも、行った以上、記録に残しておこうと思います。


泊まった旅館、最近HPに全員無事だが、1Fが津波でやられて、いつから営業が再開できるかわからないと書かれていました。
茨城もかなりの被災を受けているのですが、報道が少ない。
そんなツイートなどよく見かけます。
私もそう思っていました。
被害の大きな写真ばかり報道されていますね。
そうでない部分も、撮ろうと思っていったのですが、実際そういった被害の大きなほうに目がどうしても行ってしまいます。
国道6号線を北上したのですが、北茨城市に入っても福島に近いところまで、目にえる凄い被害は感じませんでした。
でも、目に見える部分が全てではないですね。
目に見えない部分、私たちの心に与えるダメージも大きいと思います。
私も、自分で少し変?
って思うところありました。
スピッツの草野さんも急性ストレス障害なんて報道も出てましたし。
私この記事見て、ご本人には申し訳ないですが、少しホットしました。
草野作品の感受性も勝手にわかったような気になって、親近感をより持ってしまいました。
報道関係者の中にも、精神的に辛くなってしまった方いるようです。
皆さん、先は長いです、ゆったりとね。
これ自分にもそう言っているのですが。


写真と、動画載せます。
北茨城に入って線路上に止まったままの電車も見かけたのですが、帰りに撮る。ということで、まず、大津港駅向かいました。
この駅、私が2月に泊まった宿の最寄り駅です。

途中で電車が止まってた、ということいで。

このあたりはまだ、開通していません。

駅には、入らないように書かれていました。
建物修復の人いました。
電車来ないのに、客待ちのタクシーが沢山。
普段はタクシーどの位待っているのでしょう。

静かな駅です。
駅前のコンビに寄ってみました。
中の商品は、私の住んでいる神奈川と同じくらい並んでいました。
パンも牛乳も売ってました、水は売っていませんでしたが、入荷していそうな気配感じました。
単3の電池はありました、単1と2は売ってませんでした。
ここまで来る途中の、国道沿いの日立市のケーズ電気では、神奈川でも見かけない、単2の電池売っていました。
被災地の方たちより、私たちのほうが買いだめしていそうですね。


泊まっていた宿の前の海です。

2月に撮った写真です。

今回津波で、五浦六角堂流失したのですが、どっちも写っていませんね。
こんな建物だったようです。
http://www.city-kitaibaraki.jp/modules/sight/index.php?content_id=24
http://www.city-kitaibaraki.jp/modules/sight/index.php?content_id=24
写真の建物は、「天心記念五浦美術館」です。
福島原発かどうか分かりませんが、発電所写ってます。

2月に撮った写真です。

岬の先端の形がだいぶ変わっていますね。

浜には、漂流物も。

落石注意の標識が、落石で折れたようです。



アングルが違いますが2月の写真です。

泊まっていた宿の駐車場も落石。

車停まっていたらやられてますね。
宿の食堂の窓。
中ものぞいたのですが、誰もいませんでした。
無断で写真載せるの営業上問題あるかも知れなので、1枚だけ。

どの位再開にかかるのか、私にはよく分かりませんが、片付けはまだまだこれからのようでした。
近所の家です。


1F部分きれいになっていました。
このように外に運び出したのですね。

「天心記念五浦美術館」手前のみやげ物と、温泉だったような?
1Fが完全にやられていて片付けらていました。

この向こうでしょうか?
六角堂があったの。


大津港です。



わかりにくいですが、沈んだ船の先端が見えています。


写っていませんが、この陸に打ち上げられた船の向こうで、何かを燃やしていて、煙りが出ていました。



何隻もの船が折り重なっています。

漁港の動画です。

行くときは気が付きませんでしたが、すぐそばが国道6号線

ここ曲がると漁港です。

コンビニや、ファミレスなど、営業している店も多かったです。
昨日は、お昼食べないつもりでしたが、
せっかくお客さんを待って営業しているのですから、「ぜひ食べよう」そんな気分になりました。
大手ではなく、地元資本で食べています。
同じ写真また載せておきます。

おいしかったです。
ここも動画あります。

津波にあったかどうかで、日常の違いが大きいです。


行きに見かけた、電車。
まず特急仙台行き。


こんな住宅地の中です。
家と家の間から見えています。

落ち着いた感じしています。

でも、被災したゴミが出されています。

こんな一角も。

動画です。

本当に表通りを見ただけでは何も見えない。
見えていても、何処までわかることができるのか。
大切なことは目に見えない。


ガソリンスタンドも営業していて、
しかも給油の列も無い。

私は、水戸で給油できなかったら、帰るつもりでいたのですが、
北茨城でも、何軒かスタンド開いていました。
昨日、横浜で1度、茨城で2回計3回給油したのですが、
横浜が、エネオスカード割り引き使ってL147円
国道6号沿いの、茨城町小幡24-9 キグナスのスタンド普通に入れてL145円で一番安かったです。
流通も販売も、素晴らしい。


このスタンドのすぐ裏は海。

津波の被害この先でもあるのですが、違いは何処?
そんな思いがあります。


今度は、小山行きの普通電車。
行きは、こっちのほうを先に見たわけです。
ここは、北茨城市ではないかも知れません。

国道横なので、こっちのほうが目立ちます。




この先の海岸。
一件静か。

そして本当に何も無かったような風景なのです。


海からの高さが幸いしたのでしょうか?


海岸沿いの国道245号線に入りました。