ラヴクラフトさん - なんやかんや

「ラヴクラフト全集１」読みました。

作者: H・P・ラヴクラフト,大西尹明
出版社/メーカー: 東京創元社
発売日: 1974/12/13
メディア: 文庫
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私の住んでいる市の、図書館には蔵書が無いので、提携している隣の市の図書館でネット予約して借りていた本です。
このこと書いてますね。
2011-05-04 続・日本の歴史をよみなおす - なんやかんや
このとき借りてきた本です。
結局隣の市の図書館で4冊借りました。
これで全部読みました、厚い本が無かったのでそんなに読むの大変ではなかったです。

ラヴクラフトさん、最近まで私知りませんでした。
この方を知ったのは、文芸春秋の芥川賞受賞者インタビューで恒例質問になっている、読書遍歴を聞く部分。
朝吹真理子さんが、「インマウスの影」という作品を取り上げていました。
このこと書いてますね。
2011-02-21 朝吹真理子さん - なんやかんや

恐怖を感じるようなものって、映像も含めて得意ではないです。
あまり読んだり、見たりしていないので、「夜眠れなかった」っていう経験もないのです。
ですから、小説や映画のせいで「悪夢にうなされる」なんて経験もたぶんなくて、できればこれからもそんな経験したくはない。
そう思います。
確かに恐い夢見たことはありますよ、でもそういう影響で見たっていう経験はないはずです。
そんなわけで、朝吹さんの、紹介文読んで、私読もうとは思いませんでした。

その後、村上さんもラブクラフトさんのこと書いていました。
2011-04-12 村上春樹雑文集 - なんやかんや

僕はもともとラヴクラフトとかハワードの小説は大好きで、

この時、ラヴクラフトさんのこと読む気が無かったのですっかり忘れていたんですけどね。
調べて、みたら「インマウスの影」の作者。
朝吹さんも、村上さんも好きって、
どんなの？
それで、勇気をもって読むことにしました。
この作品が、「ラヴクラフト全集１」に収められているわけです。
最初500Pぐらい覚悟していたのですが、
この文庫解説含めて全部で317Pうち最初の130Pがこの作品でした。
なんかね、自分で勝手に、かなり恐ろしい感じの想像で、*1頭の中が凄いことになっていたので、
感想はたいしたことなかった。
です。
これ、夜眠れなくなるようなホラー感覚で、と言う意味でですよ。
でも書かれている内容は凄いです。
確かに、気持ち悪さあります。
でも、恐がらせようとしている作為がなくて、良いです。
朝吹さん、村上さんが名指しする作家さんだと思いました。