たったひとつの冴えたやりかた

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアさんの短編4作品読みました。(2日に分けて読んでます)
まず最初の作品「たったひとつの冴えたやりかた
私が読んだのはこっち

たったひとつの冴えたやりかた 改訳版

たったひとつの冴えたやりかた 改訳版

本来3部作のようです。以前からある方です。この作品ハヤカワさんの2014オールタイムベストSF海外短編部門の3位
読んで驚きました。以前星新一さん書いたときに。
2014-11-24 おーい でてこい・ボッコちゃん・処刑 ラギッド・ガール - なんやかんや

頭の中を別の生物に乗っ取られて、

と同じ展開のストーリー、ただしこの作品はお互いがとても民主的な感じです。
乗っ取られてという敵対的な感じではなく、
脳内にいることを別の生命に容認している。
その違いあります。
これから読む方のために、ストーリー触れない方針ですが、星さんとの類似点は書きたかった。
たぶんお互いに作品のコンセプトの類似点ご存知なかったでしょうね。

接続された女

この作品ハヤカワさんの2014オールタイムベストSF海外短編部門の4位
この作品集のタイトル作品も読みました。
「愛はさだめ、さだめは死」
この作品ハヤカワさんの2014オールタイムベストSF海外短編部門の19位
「故郷へ歩いた男」この作品ハヤカワさんの2014オールタイムベストSF海外短編部門の38位
ベスト50に4作品素晴らしい。
4作品それぞれ展開される世界が全く違うタイプのSFです。


既に故人ですが、ウイキペディアリンクしときます。
ジェイムズ・ティプトリー・Jr. - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BBJr.


#後述
今、2014年12月29日です。
上記星新一さんの作品だと思っていた、

頭の中を別の生物に乗っ取られて、

なのですが、小松左京さんの、「ぬすまれた味」という作品でした。
蔵書の、新潮文庫の「地球になった男」の中に収録されていました。

地球になった男 (新潮文庫 こ 8-1)

地球になった男 (新潮文庫 こ 8-1)

記憶は曖昧ですね。^_^;