アルジャーノンに花束を

ダニエル・キイスさんの短編「アルジャーノンに花束を」読みました。

心の鏡 (ダニエル・キイス文庫)

心の鏡 (ダニエル・キイス文庫)

この作品ハヤカワさんの2014オールタイムベストSF海外短編部門の5位
私この作品読んだことありまして。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

なんで短編???
そう思いました。
確認するとこの作品。
ハヤカワさんの2014オールタイムベストSF海外長編部門には入っていないのです。
そこで調べてみたら、
元々1959年に短編として発表されたのが最初。
長編になったのは、1966年です。
ダニエル・キイス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%82%A4%E3%82%B9
TVドラマになったのも見ましたが*1、この作品主人公の日記形式で書かれていて、その文章を読むことに意味がものすごくあります。


4月からTBSが野島伸司さんの脚本でドラマとして放送するようです。


先に長編読んでしまったので、短編物足りない感じしましたが、先に短編を読んでいたら、あの短さでこれだけの表現をしていることに感動したような気がします。
SF読みの皆さんが、短編で5位長編でランク外というのはそういうことなのかもしれません。
短編に選ばれている作品見ていると、もう1作品同じ作品で、短編入っていて長編が入っていない作品あります。
最初に発表されたほうが優先されているのかもしれません。
先に長編かいて、後から短編出すのってあまり考えられませんね。

*1:2002年にフジテレビ