ポール・オースターさんの「ムーン・パレス」読みました。
この作品読んでいて、村上さんが書いているの?
なんて思いました。
そういえば、「風のうたを聴け」が芥川賞候補になったとき、アメリカの小説・・・みたいな選評を読んだ気がします。
調べてみました。
引用します。
丸谷才一さん
「アメリカ小説の影響を受けながら自分の個性を示さうとしてゐます。」「もしこれが単なる模倣なら、文章の流れ方がこんなふうに淀みのない調子ではゆかないでせう。それに、作品の柄がわりあひ大きいやうに思ふ。」
とありました。
訳者 柴田元幸さんです。
そういえば、毎月最終日曜にFM東京で放送されている村上レイディオの1月28日の放送のゲスト。柴田さんでした。
小説読んでいて村上さん感じたの初めてでした。
この作品1989年の作品
「風の歌を聴け」は1979年の作品。
村上作品の方が先に書かれていますね。