「ねむり」「眠り」

30日の朝日・朝刊2面の最下部
村上春樹さんの最新刊
ということで
「ねむり」
の公告がドンと出てました。

ねむり

ねむり

早速本屋さんへ。
手にしてみると薄い。
カット・メンシックさんという方のイラストも売りのようです。
この本村上さんの、
TVピープル
TVピープル (文春文庫)

TVピープル (文春文庫)

という短編集の最後に収録されていた
「眠り」
を21年ぶりに改稿した作品でした。


本屋さんで、手にして、
そのまま全部立ち読みしてしまいました。
TVピープル
という短編集読んでいますが、
読んでいて、内容全く思い出さず、
初めて読んだ感覚でした。
そのまま、購入しないでお仕事して、
「ねむり」と「眠り」どの位違うのか読み比べしたくなって、
図書館へ。
私この本持っていますが、実家です。
でもさすが人気作家の村上さん、そこの図書館では貸し出し中でした。
でも、何日か経って読むとさっき読んだ印象が薄れてしまいそうで。
結局、別の本屋さんで、
TVピープル」収録の「眠り」
立ち読みしました。
感想なのですが、小説のストーリーはほとんど変えていない感じ受けました。
文章を完結に改稿したのではないでしょうか?
本当は手元に両方とも置いて、
読み比べしたら良いのですが、
今回はこれで終わりにしてしまいます。


この本村上さんの、
書下ろしのあとがききが収録されています。
ノルウェイの森」(1987年9月 講談社より書き下ろし)
ダンス・ダンス・ダンス」(1988年10月 講談社より書き下ろし)
と書いた後、あまり小説を書く気分になれなかったそうです。
そんな時書いたのが、
眠り (1989年『文學界』1月号)
TVピープル(1989年『par AVION (MAD出版)』6月号、原題「TVピープルの逆襲」)
とのことで、印象に残っている作品だそうです。
年号はウィキペディアを見ています。
村上春樹 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E6%A8%B9
その後書かれた長編は
国境の南、太陽の西 (1992年10月 講談社より書き下ろし)
となっています。