中村喜四郎さん

以前、西村さん衆院選挙で落選して、参議院4名だけとなり、政党要件を満たさなくなった改革クラブ自民党統一会派組んだ事書きました。
2009-09-13スピリタス&改革クラブ - なんやかんや


だいぶ小さい記事でしたが、その改革クラブに無所属で当選していた中村喜四郎さんが。10月16日に入党したこと出ていました。
中村さん、今回の選挙も自民・民主の対立候補蹴散らして、無所属で当選されています。
汚職事件にからんではいるのですが、地元でのこの圧倒的な支持は2世議員とはいえ不思議な感じ。
人をひきつける魅力をお持ちの方なのでしょう。
あと、汚職について、
「みんなやっててたまたま運が悪かった」
そんな認識で許されている、この国の政治の汚職体質も感じますね。
中村喜四郎さん、ウィキペディアから一部引用します。

ゼネコン汚職事件に絡み、鹿島建設からの斡旋収賄罪容疑が浮上。検察は任意捜査を求めるも中村がそれを拒否をしたため、検察は逮捕許諾請求を国会に提出して逮捕する方針を取った。国会で逮捕許諾決議は可決され、中村は逮捕された。国会会期中の現職国会議員の逮捕は1967年の関谷勝利以来27年ぶりとなった。拘置日数は140日間となった。

このゼネコン汚職事件1993年です。その後の裁判で、

2003年1月16日に最高裁で上告棄却により実刑が確定し、議員失職。2004年仮釈放後、2005年の総選挙では再び無所属で立候補し、小泉構造改革郵政民営化を全面的に支持し、10期目の当選を果たした。国会議員在職時代の政治事件で実刑を受けた後で国政選挙に当選したのは1969年の福田繁芳(1961年実刑確定)以来36年ぶり。

中村喜四郎 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%96%9C%E5%9B%9B%E9%83%8E

私が見ている限りで、どこも書いていませんが、
有罪確定の中村さん自民党復帰させると党のイメージが悪くなります。
そこで、4名になって政党要件を満たさなくなった、改革クラブ自民党統一会派組んどいて、
その改革クラブに中村さんが入る。
改革クラブは、政党要件満たして国からお金もらえる。
中村さんは自民党員ではないですが、無所属として自民党と協調していくより、統一会派のメンバーとして活躍できる。
自民党も選挙で大幅に減った衆院で1議席増やせるし、中村さんも長い間自民党にいたので、党内で中村さんの活動を助けよう、または、有罪確定しても、無所属で当選する中村さんの力を期待している方もいるかと思います。
そんな感じのことが大きな記事になることもなく、
「コソコソ」
と行われた感じしています。
私考えすぎでしょうか?