小沢さんは国会の証人喚問受けるのか?

昨日の朝刊、各社の1面。
小沢さん強制起訴。
これほぼ100%出ていそうですね。
手元の朝日はトップ記事でした。


まず検察。
検察、誰もがご存知のように今良い状態じゃないですね。
今回も、検察としては面白くないです。
検察が不起訴としたこの事件。
検察審査会が「起訴相当」との判断4月にしました。
特捜部再捜査して5月にヤッパリ「不起訴の判断」
そして、今回また、
検察審査会が「起訴相当」との判断です。
検察側が不起訴相当と判断したした資料当然出ていると思います。
検察側としては、
「素人に何がわかる」
「疑わしきは被告人の利益に」が原則だ!
なんて思っているかもしれません。
でも、素人がわからないといけませんよね。
裁判員制度、なんのために実施しているのか。*1
フロッピー改ざんして、疑わしい人にしようとした実績もある。
原則からするとなんかヘンですね。(^_^;)
今回の強制起訴決めた一般の方たち、表には出ていませんが、
一部の検察の方たちより、
「疑わしきは被告人の利益に」
この意識、持っていたような気がするのです。
小沢一郎という人物を何処まで意識したかはわかりませんけどね。
でもかなり、公平で公正な判断をされたことだと思います。
私だったら意識してしまうと思います。
だって、政治家という職業は、疑わしかったらキッチリ疑いを晴らさないといけない職業だと思っていますから。
私は、迷惑な理想主義者です。
この議決は、民主党主戦があった9月14日。
素晴らしい。
民主党首、つまり小沢さんが総理大臣になるのかならないのか決定前に議決していたのですね。
首相であるかどうかで、審査悩まないようにしたのです。
でも、首相であっても、この決定は変わらない。
そのくらいの思いはあったのではないでしょうか?


さて、まだ、実際に小沢さん国会の証人喚問呼ばれているわけではないです。
別に小沢さん証人喚問拒否してもかまわないと思うのです。
菅さんも小沢さんが拒否したら、放置して良いと思う。
なんでか。
小沢さん、検察審査会に自分がかかっていること承知で首相の座狙いに行きました。
ということは、タラ話になってしまうのですが、
党首選で菅さんに勝って、
今、日本国首相の立場でこの結論が出たとき、
当然、国会で何らかの形で答弁する覚悟はお持ちだったはず。
ただでさえコロコロ首相が代わっているので、辞任の目はないはずです。
今回の強制起訴の結論は、民主党首選挙の結果と関係なく同じ結論。
やっぱりここで効いて来ますね。
だったら、小沢さんも首相だったらしたであろう、答弁を国会でしたら良いと思う。
でその答弁の時、
私個人的には、国民のことや世界情勢のことを考えないで、政党間で争っている素人集団の先生たちの討論。
あまり興味がない。
実現は難しいかもしれませんが、今回審査補助員として検察審査会に参加していた、
「吉田繁実弁護士」
に国会で小沢さんと話して欲しい。
素人の方たちが、検察の判断のどのヘンが納得できなくて
「強制起訴」
したのか。
その辺のポイントを、国会で、多くの国民の前で質疑応答すること。
小沢さん、無実または、起訴されるほどのことはしていないのなら、自分の身内や、同業の先生達ではなく、素人の国民が納得できる説明ができるはずです。
それを聞いて、先生達も、金銭に対する自分たちの感覚と国民感覚とのギャップをしっかり認識してください。


なんか、すっかり先走っていますが、(^_^;)
証人喚問あるのかどうか?
小沢さんあったら出るのかどうか?
出る出ないは、自由です。
これから、注目します。
これご自身の姿勢の問題ですよ。

*1:私は死刑制度を残したまま実施されているこの制度。今でも反対です。