冷血

20日に「アルファヴィル」を見たついでに、
トルーマンカポーティさんの、「冷血」借りてきました。

冷血

冷血

新訳です。
今読んでいますが、夜は地元のお店に飲みに行きますし(今年初めていきます)たぶん今日中には読み終わらないと思います。
ティファニーで朝食を」を読んだ後、彼の代表作であるこの作品次に読もうと思っていました。
この作品は、
トルーマン・カポーティ - Wikipedia

1966年に発表した『冷血』では、実際に起きた一家殺人事件を題材にすることにより、ノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを切り開いた。

という作品で、この作品の後、カポーティさん、

晩年はアルコールと薬物中毒に苦しみ、テレビで不可解な発言を行うなど奇行が目立ち始め、公私共に没落していく

精魂こめたというかこれ以上の作品を書くことに苦労してしまったのでしょうかね?
「冷血」を書いている時の、カポーティさん。
私は見ていませんが映画化されています。

この作品自体も映画化されていました。
冷血 [DVD]

冷血 [DVD]


それから、今日になって12月13日に図書館に予約していた、
トマス・ピンチョンさんの「V.」の1が入ったとメールが来ていました。

V. 上

V. 上

以前書いた、村上さんの「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」
508Pで、

あの人はもう、第1作の『V.』でいきなり完全にできあがっちゃってますね。それが信じられないですよね。

と紹介されていた本です。
さっき図書館に行って手元に本があるのですが、
扉の著者紹介の所に、

1963年「V.」発表。フォークナー賞受賞。
以後、公式な場所から姿を消し、その素顔は謎に包まれる。

トマス・ピンチョン - Wikipedia
その後作品出ていますが、いまだにあまり表舞台には出てこない方のようです。
手元に無いですが、2も予約しました。

V. 下

V. 下

読書予定が詰まって来ましたが。
他にも忙しいことがあります。


#後述
何とか、「冷血」8時までに読み終わりました。
2段組みなので、どのくらい時間がかかるか予想がしにくかったです。
ノンフィクション・ノベル。
カポーティさん、3年かけてノート6千ページの資料を収集し、さらに3年かけて整理して執筆に当たったようです。
ほぼノンフィクションなのでしょうが、フィクションが無いとは言い切れませんね。
1家4人が殺された事件が書かれていますが、現在もっとすごい事件が起こっていること。
そのことのほうが、怖い気がします。


これから晩ご飯のしたくして、8時からNHK見ます。