今日11日ぶりにバイクに乗りました。
ギブス巻いたまま。^_^;
写真のように靴は履けないのですが、
サンダルが履けることに気が付きました。
危険なんですが、夏に近場はこのサンダルで走ったりしていました。(もうしません)
今日と明日、よく行くバイクのパーツショップが店内全品10%OFFのセール。
バイクのシューズ、切れたので買いたい。
という事で買ってきました。
チョット(というより、かなり)無茶ですね。
バイクだと20分程度、自転車だと1時間ぐらいかかります。
車だと、どのくらい時間かかるかわからないし、店の駐車場に入るのに待ちそうなので、無理しました。
本題です、今週朝日の確か夕刊でインタビュー記事が出ていた。
宮尾登美子さんの「櫂」読みました。
- 作者: 宮尾登美子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1973
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- 作者: 宮尾登美子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1974
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この本初版の発行昭和49年3月30日となっています、
筑摩書房一度倒産してます。
筑摩書房 - Wikipedia
1978年7月12日、業績不振のため会社更生法の適用を申請。全集・教科書などの刊行は続けられた。
倒産は昭和53年ですね。
勿論筑摩書房再建されています。
この本も昭和63年6月5日に新装版が出ています。
最初、読みにくかったです。
漢字やひらがなも今はほとんど使われていない物が使われています。
ひらがなの「ゐ」とかね。
でも、途中から、引き込まれました。
下巻の最後の「初版あとがき」読んで納得しました。
前半部分引用します。
「櫂」の原稿は、たうとう私の手を離れてしまひました。初稿は昭和三十九年暮れに三百枚で書き上げてゐますから、完成まで九年余り、五、六回は書直したでせうか。その間ずっと低迷してゐて、何度書き直しても少しも前に進みませんでした。いくらか文章が膨らんで来たのは、四十七年末に出した第一部の私家版あたりからのやうに思ひます。そのとき頂いた太宰賞の栄誉は私にとって身の丈に余るものだったかも知れません。受賞を境に締切と云ふ制約のある生活に入り、第一部の最終稿に二年半もかけたのに較べ、第二部は五ヵ月、第三部は三ヵ月、第四部は五十日と云ふ、のんびりやの私には恐ろしいほどの急ピッチの仕事でした。急げば急ぐほど筆端緊束の状態に陥り、私は自分の無力が口惜しくてよく泣きました。挫けて病気にもなり入院もしました。
朝日の記事も、
1962年 『連』で婦人公論女流新人賞
の後、
1972年 『櫂』で第 9回太宰治賞
を書くまでのご苦労が書かれていて、私は読む気になりました。
宮尾作品今回初めて読みました。
その後は、直木賞も受賞されて、作品も沢山映画化されていますね。
宮尾登美子 - Wikipedia
楊梅
なんだかわかります?
「やまもも」
って読みます。
本文5Pから引用します。
楊梅は、土佐の海岸地方に生る特有の果実で、思はず頬を絞るほど美味さがある代わり、これほどに傷み易いものもないと云はれてゐる。朝捥(環境依存文字で表示されないかもしれません手偏の「も」が入ります。でも漢字浮かばないですよね)いだ実は昼下りにもう汁が滲んで饎(これも環境依存文字でIME手書きでは「キ」と読みますが、なに偏とか私にもわかりません)始め、ぢき蚊つぼが立つて夕方には異臭を放ち出す。出盛りの季節もまた極く短いもので、ぱつといちどきに木が黒むほど熟れたと思ふと、僅かな風にもぽたぽたと首を振って落ちてしまふ。
果物だとは思うのですが、どんなものだか全く想像が付かない???
調べたら、納得。
リンクしますね。
楊梅(ヤマモモ)が美味しい季節です in 中国北京 北京のダーシー九州福岡をゆく!ブログ(Blog)
http://daxi.blog55.fc2.com/blog-entry-280.html
一部引用しますが、リンク先の写真ご覧になることお薦めします。
旬が極端に短くて傷みが早く、その時期にしか食べられないため、幻の果実と称されるほどですが、日本でも高知や徳島など、四国の太平洋岸ではごく一般的な果実ようです。
5〜6月にかけてが旬のこの楊梅(ヤマモモ)、毎年この時期にしか食べられないことも、ワタクシを魅きつけて止まない理由の一つかもしれません。
私、味覚えていないのですが、食べた事あるかもしれません。見たことは絶対あります。
これから旬なのですね。食べてみたいな。
この本、確認していませんが、一番版が新しい新潮文庫だと読みやすなっているかもしれません。
- 作者: 宮尾登美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/10/30
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初稿は1964年ですが、
どっちにしても、当時はこういう字が結構使われていたのだろうか?
そんな事は無いと思うのですが?
調べたら、この作品続きがあって、全部で4部作のようです。
- 作者: 宮尾登美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
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今日、バイクで出かけた帰りに、私の市の図書館にはなくて、お隣の市の図書館にはある本2冊借りて来ました。
隣の市の図書館も提携しているので、図書カード今日作って来ました。
連休中に「バイクで出かけよう」なんて考えていませんよ。