日本の歴史をよみなおす

網野善彦さんの
「日本の歴史をよみなおす」
読みました。

日本の歴史をよみなおす (ちくまプリマーブックス)

昨日隣の市の図書館から借りてきた2冊のうちの一冊です。
この本、読みやすいのですが、後書き読んで納得。

　この本は筑摩書房で五回にわたって、社員の方々を対象に話をする機会をつくっていただき、それに大幅に手を入れたものである。

元々書かれたものではなく、話した内容を本にしているから、こういう文章になったのですね。
社員にこういうお話を聞かせる、「筑摩書房」素敵な会社ですね。
昨日書いた、「櫂」の版元でもあります。
この会社の説明は昨日ウィキペディアをリンクしましたのでご覧ください。
五回の話を本にしたと言う事で、内容も５章です。

第1章 文字について
第2章 貨幣と商業・金融
第3章 畏怖と賤視
第4章 女性をめぐって
第5章 天皇と「日本」の国号

どうです、面白そうでしょう。
私たちが学んできた教科書って、どっちかと言うと、その時代を動かしてきた有名人を中心に歴史を学んでいる感じしませんか？
私、そのこと今まで意識していなかったのですが、この本を読んで意識しました。
確かに第５章は天皇。
教科書でも散々出てきますが、切り口がまた違う。
今まであまり学んでいないので、知らなかった、庶民や、その時代の風俗について書かれています。
アッ！そうだったんだ！！
そんな発見ありました。
私も網野さん最近（知ったの4月26日つい4日前です）です。
既に故人ですが、こんな方です。
網野善彦 - Wikipedia
松岡正剛さんもこの本のこと書かれています。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0087.html
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0087.html

＃話変わって、
本当は日付けも変わっていますが、
これ、4月30日の所に書いていますので、
明日（書いているのは今日です）スピリタスが走ります。
5月1日新潟11レース谷川岳ステークス
発走 15:20
騎手石橋 脩さん。
7番のお馬さんです。