三田誠広さんの「道」読みました。
この作品・文藝1984年8月号に掲載されています。
三田さんご本人と思われる「私」によってストーリー展開していきます。
「帰郷」とは書かれていませんが、未完の長編小説に例外的に登場させてしまった「小野浩介」さん登場します。
三田さんがこの作品に書かれていること、どこまでがフィクションで、どこがノンフィクションか判断するのは難しいのですが、ノンフィクションに近いと感じられる書き方になっていて、未完の作品完成させる意思感じます。
72pの一部引用します。
昨年連載を中断した時には二千枚だった原稿が、あと僅かで三千枚というところまで来た。
この後に書きましたが、蔵書の「命」にこの「道」も収録されていました。
小野浩介さん名前を実在の人物に当てはめると、「山崎博昭」さんになるようです。
ウイキペディアリンクしておきます。