むなしい話

今日は組織犯罪がテーマです。
1月27日にも似たようなこと書いてます。
昨日かいた防衛施設庁の件で、書いてみたくなりました。
捕まった3人運が悪かったでいいと思います。
彼らがそもそも始めたわけではないでしょう。
いつから実施されていたのか、
今回捕まっていなければ、この後別の担当者が捕まっただけです、
これも既得権益を守るために仕方が無いことなのでしょう、
自分も将来お世話になるし、お世話になった先輩もお世話になっている、
そして後輩もお世話できる、こういう構造は他の省庁でもあるでしょう、
道路公団の問題にしても、
もっと官庁の方まで波及させないといけないのではないのでしょうか?
かかわっている当事者の感覚がすでにおかしくなっています。
組織の中ではもう常識なのです。
検察よくやったって思います。


ただ取り締まる側の、検察や、警察組織も第3者による監査必要ですね。
裁判官にしても、ライ病患者の判決で全く違った判決でたことありましたね、
私それっていいことだと思っています。
人が裁くのですから、いろんな意見があって良いのです。
これを「同じ意見じゃないといけない」と思うことは危険だと思います。
ただ気になることはあります。
患者側を勝訴の判決を出した、裁判官の方の今後の出世です。
裁判官だって組織の中で生きています、
出世だってしたいでしょう、
国にとって不利な判決を下した裁判官が出世しているのかどうかきっちり後で検証しないと、国に有利な判決をしないと出世できないって事になって、
司法が公正ではなくなってしまいます。
公正ではない司法これって困りますね。


他にも気になる人います。
朝日とNHKがもめてたとき、NHKにとって不利な発言をしたNHKの職員の方。
愛媛県警のことを内部告発した、警察官の方。
この方たちの発言が真実にせよ嘘であったにせよ、
その後どうなったのか、きちんと知りたいと思います。
残念ながらマスコミの方に頼るしかないです。
こういう勇気ある個人をみんなで組織から守ってあげないと、
組織犯罪はなくなりませんね。
「組織に逆らうと、どうなるかわかってるな」
どこかの組や、マフィアの世界みたいですね。
組織犯罪は内部告発がないと外には出にくいと思います。
長くそういう組織にいると、自分の良識がおかしくなっていることに気付かなくなってしまうでしょう。
とうぜんかかわった人は良い思いもしているかもしれませんね。
いま事件が多すぎて(昨日のニュース23は4点セットといっていました)目先に色々ぶる下がっていますが、目先の事件に忙しくて結局大切なことが忘れられていきそうで怖いです。


民間も、ライブドアカネボウでは監査法人機能していませんでした。
公認会計士も監査できないって状況が生まれている今って何なんでしょうね?
そんな今、誰が司法・行政・立法の3権を監査できるのでしょう、
これに、警察・マスコミもある種権力です。
こっちも3権にするために自衛隊も加えてもいいのですが、
自衛隊って、イラクに派遣されたりしていて、なんか権力って感じより、
権力の犠牲になっている感じしています。
ただ、自衛隊が暴走を始めると誰も止められないので怖い気はしますね。
でもそういう人たちの既得権益あるわけです。
(民間や、国の外郭団体への天下り、許認可に関する権利など)
過去に不正行為もありました。
これからそういうことが無くなって欲しいと多くの人が願っていると思います。
でそのためにどうしたら良いのでしょうか?
むなしい話でした。