ムーヴからエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)へ

2006−3−31に出てきた、ジェフ・リンさんとエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)の話です。
まずELO以前にムーヴと言うバンドがありました。
活動期間は1968年〜1972年です。
以前に書いたワイト島ロックフェスティバルの1回目に出演しているようです。

ムーヴ

ムーヴ

ムーヴのファーストアルバムです(1968年)
ロイ・ウッドさんがバンド引っ張っています。
ジェフ・リンさん未加入です。
シャザム

シャザム

セカンドアルバムです。
Looking on

Looking on

サードアルバム(1970年)のここでジェフ・リンさん参加します。
Message From the Country

Message From the Country

4枚目です
これだけCD出ているとは驚きです。
デジタル化も良い事ありますね。
私は、ムーヴ、
カット版(発売されて売れなくなったアルバムジャケット隅に、切り込みいれて安く販売されているもの)のベスト版のレコード手に入れて持っています。がここに挙げたオリジナル版は手持ち在りません。
ムーヴイギリスでは人気あったのですが、
アメリカでは全く売れませんでした。(こういうアーチスト他にも多いです)
ロイ・ウッドさんという個性的なアーチストに引っ張られたバンドと言えるでしょう。
この人、曲は作るし、バグパイプやサックス、チューバ、ファゴットなどの管楽器、さらにチェロなどの弦楽器までこなすすごい人です。
音的にはELOの初期につながるサウンドです。
ロイ・ウッドさん以下のサイト詳しいです。
http://homepage3.nifty.com/~wellmade_lafs/tamura01.htm


いよいよELO1971年8人編成でデビューします。
ムーヴと同時進行だったようです。

No Answer

No Answer

メンバーには、ムーヴから、
ロイ・ウッド
ジェフ・リン
ベブ・ベヴァン(この人はドラマーです)
の3名参加しています。
アルバムはロイ・ウッドさんとジェフ・リンさんの
書いた曲、両方が半分ずつの割合で収録されています。
管楽器・弦楽器共に使われています。
ロックとクラッシクの融合と言う実験が開始されるわけですね。
私は、このアルバム、輸入版探して手に入れました。
今は手に入りやすいようです。
ELO II

ELO II

このセカンドアルバムで、ロイ・ウッドさんELO抜けてしまいます。
ジェフ・リンさんと一緒にはやっていけなかったのでしょうね。
これから後は、ジェフ・リン=ELOな感じになります。
このアルバム長い曲多いです。
クラシカルってことは曲も長くなりますね。
A面のラスト「チャク・ベリ−」さんのスタンダードナンバー
「ロール・オヴァー・ベートベン」のカバー収録されています。
あの有名な「運命」から曲始まって、
「ロール・オヴァー・ベートベン」のイントロが重なって、
「ロックンロールパーティ、だぜぃ」ってのりになっています。
このアルバムは日本でも売れたのか?地元のレコード店で購入できました。
第三世界の曙

第三世界の曙

On the Third Day

On the Third Day

サードアルバム(1973年)
本当は画像の出てないアルバムジャケットの方がいいのですが、
後から再発売になった方しかジャケット出ません。
シンセサイザーも導入されて、個人的に気に入ったアルバムです。
実験的かつ冒険的な空気も感じられます。
曲も組曲といってもいいようなまとまりを見せています。
これも輸入版見つけて買いました。
エルドラド

エルドラド

このアルバムによって、彼らやっとビルボードに登場します。
1974年11月9日最高16位
シングル「キャント・ゲット・イット・アウト・オブ・マイ・ヘッド」最高9位
私がELOに出会ったのもここからです。
このシングル気に入って、アルバム購入、アルバムがまた良かった。
レコードに針を落とすと、
シンセの幻想感〜ストリングスの響き〜シングルカットされた曲へと連続でつながっていきます。
クラシックと、ロックの融合成功させた一枚だと思っています。
完成度の高いアルバムです。
私はここから前に歴史をさかのぼっていくわけですね。
このアルバムまでと、ここから後でELO音がだいぶ変わります。
Face the Music

Face the Music

1975年11月8日最高8位
シングル「イビル・ウーマン」最高10位
まだ多少突き抜けた明るいELOサウンドというところまではいっていませんが、
POPな感じに一歩踏み出しています。
この音の変わりようはすごいです。
新生ELOって感じでしょうか。
電車男」のTV見てELO知った方はこの辺からの音だと同じバンドと思えるとかな?
Ole Elo

Ole Elo

1976年7月17日最高32位
ベスト版になります。1976年11月13日最高5位
シングル「テレホン・ライン」最高7位
ムーヴ時代の曲、(このブログの上から4枚目のアルバムに収録されています)
「ドゥーヤ」再収録されています。
シングルカットもされました。
このあたりから日本でも新しいファン付いてきたように感じます。
Out of the Blue

Out of the Blue

1977年11月26日最高4位
2枚組みです。
ディスカバリー

ディスカバリー

1979年6月23日最高5位
シングル
「シャイン・ラヴ」最高8位
「ドント・ブリング・ミー・ダウン」最高4位
この頃はアルバム全部シングルって感じでした。
ジェフ・リンさんの才能感じます。
バンドもだいぶ儲かってきたようで、
ステージもアルバムジャケットにあるような、
UFOを再現してかなり視覚に訴える内容だったようです。
一度見てみたかったです。
Greatest Hits

Greatest Hits

1979年12月15日最高30位1980年8月9日最高4位
シングル「ザナドゥ」最高8位
このアルバム
A面はオリビアニュートンジョン
B面はELOとなっています。
映画のサントラですね。
ザナドゥ [DVD]

ザナドゥ [DVD]

タイム

タイム

1981年8月22日最高16位
シングル「ホールド・オン・タイト」最高10位
電車男で使われていた「トワイライト」
収録されています。1983年8月20日最高36位

以後私の資料不足+実際に音を聞いていなかったりするので、
以下のサイト気になる方は見てください。

http://www.geocities.co.jp/Broadway/9985/JL.html