名前の変更

中央青山監査法人行政処分受けていますね。
ホームページを開くとトップページでいきなり「お詫び」が表示されています。
http://www.chuoaoyama.or.jp/
監査法人が不正に関与してしまうと、もう何でもありになってしまいますね。
前にもカネボウに関係してそのこと書いていますので、
今回は中央青山が社名変更も考えていることについて触れてみます。


「失墜した信用は、社名を変えないと回復できない」
そういう考えあるのでしょうね。
でも何処の会社も、
積み上げてきた会社に対する信用を守るために、
真面目に仕事してるんじゃないのかな?
それを社名変更で乗り切ってしまうのはずるい気がします。
確かに他の会社もやってますね。
たとえば雪印乳業
ホームページでは食中毒と牛肉偽装と続いた事件、
雪印の歩みの中で触れています。
http://www.snowbrand.co.jp/outline/ayumi.html
でも日本ミルクコミュニティ(株)(メグミルク)は、
子会社の形を取っていますが、名前の変更とも取れますね。
この会社の出資比率
全国農業協同組合連合会(40%)
雪印乳業株式会社(30%)
全国酪農業協同組合連合会(20%)
農林中央金庫(10%)
となっています。
http://www.megmilk.com/profile/06.html
先日「牛乳過剰生産で廃棄」なんていう記事も見ました。
そういうことへの対処も含めての会社設立という面もあるのでしょうが、
雪印の問題なかったらこの会社設立されていたのかどうか、疑問ですね。
こんなこと書いていますが、家の冷蔵庫には雪印のスライスチーズたくさん入っています。
私の朝食、バターロールとスライスチーズが定番です。


一度不正をしたから、二度と立ち上がれないというのでも困りますが、
私たちの知らない間に、別の顔で私たちの周りに溶け込んでいるというのも怖い気がします。
「しっかり反省して、再発防止」って大切な気がします。
ですから不正の後、同じ名前で企業を存続させていく努力を評価しても良いと思います。
そのあたりの所で私、怖いのは銀行です。
いつのまにか合併して、どこの銀行が合併したのかわからなくなっています。
いっぱい問題のあった銀行多かったですね。
東京・三菱はまだ問題少なかったような感じしますが、
UFJと合併してしまったので、チョット怪しく感じます。
銀行の不良債権は、国がゼロ金利政策でで国民を巻き込んで助けてますね。
それにもかかわらず、アイフル問題で、
銀行の消費者金融への進出や、提携かなり進んでいること判明しました。
銀行って大丈夫?
お金の儲かりそうな所へ向かう習慣変わってないような?
企業としてはあたりまえの事とは思いますけどね。
名前変わるだけでなく、体質が何処まで変われたのか?
各企業のその後、見て行きたいです。