金利操作

昨日の朝日・朝刊(手元の新聞で2面)見出し部分引用します。


金利操作 深い闇
「業界ぐるみ」英銀前CEO暴露


英中央銀も関与か


東京市場でも昨年発覚


定期預金やローン…
世界中の取引 ゆがめた恐れ


asahi.comoの関連記事です。
http://www.asahi.com/business/update/0710/TKY201207100148.html
http://www.asahi.com/business/update/0710/TKY201207100148.html

英中銀副総裁、金利不正操作への関与を否定

 英国の金融大手バークレイズがロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を不正に操作していた問題で、関与を疑われていたイングランド銀行(英国の中央銀行)のタッカー副総裁は9日、英議会の公聴会で疑惑を全面的に否定した。10日には、辞任を表明したバークレイズのエイジアス会長の公聴会も開かれる。

 タッカー氏は「不正に操作するよう求めたことは絶対ない」と証言。政府高官がタッカー氏を介して、バークレイズに金利を低く報告させるよう促したとされる疑惑も「ありえない」と否定した。

 バークレイズが3日に発表したメモによると、タッカー副総裁は2008年秋、バークレイズのダイヤモンド前最高経営責任者(CEO)に電話で「必ずしも報告する金利は高くある必要はない」と話したとされる。

実際のところはこれからになるのでしょうが、
イングランド銀行金利の操作に関与していたとなると。
問題は大きい。
イングランド銀行が関与していなかったとしても、
ロンドン銀行間取引金利、自分たちの都合の言いように操作が行われていた。
しかも、問題が発覚した、バークレーズ以外の銀行もかんでいるかも知れない。
金利って誰のためにあるのか?


日本でも、最近証券会社が業務上知りえた株式情報を、社内であってもけしてその情報を漏らしてはいけない部門に流して、
資産を持っている方たちが、損をしないように、その情報を使っていた。
こんな事実発覚していました。


私たちの預金や、年金も運用されているのですが、
どうもこういう運用されている場所が信用できない。
1部の有力な資産を握っている方たちの手助けになってしまっているのではないか?
そんな気がします。
ユーロの実験今苦境にたっていますが、
不可能に近いのですが、世界の通貨を統一させて、為替による損益が出ないようにする。
特に、この何十年かの間見ていると、結局円を使って外貨に変えた場合、外貨のまま持っている場合を除いて、どんなに高金利な国の通貨に預けたとしても、円高で、その金利分が外貨から円に買えるとき全て飛んでしまって、マイナスになっていそうな気がします。
円高は、基本的には株安に結びつきます。
外貨がダメ、株もダメ、日本で資産を運用しようとした場合、
高騰している金とか、レアメタルとか、本当に特殊な運用をしない限りこの何年か運用益をあげること難しかったと思います。
高度成長期に貯めた日本の資産。
下手な運用や、各国の金利操作とかで、何もしないうちに目減りしているのではないか?
そんな気がします。
運用していない人も、国が上手にお金を使えないために、
今後、消費税導入によって、その税の上昇率分にあわせて資産は減ることになりますね。
関東地方に住んでいれば、電気代として東電の尻拭いもしなくてはならない。
金利の操作の記事見ていて、何もしていなくても、巻き込まれていく現実感じています。
やっぱり、こういった持てる者の失敗や不正を許してはならない。
しっかりと、市場から退場させていかないと、こういった持てる者はまた同じ失敗を繰り返して行く気がします。