情報セキュアド午後対策(その1)

supiritasu2006-12-17

情報セキュリティアドミニストレータ試験勉強し初めの頃、午後の記述問題できましたか?
私は平成14年の第2回目のセキュアド試験から受け出しましが、
前年の第1回の試験問題やっても、ITECの予想問題やっても全く歯が立ちませんでした。
初級シスアドしか資格持っていませんでしたので、
記述式のある試験はこの試験が初めてでした。
結局試験日を迎えても解答例に近い答えを記述することできませんでした。
そして私は自分に言い聞かせたのです。


「記述式なんだから、解答の幅があるだろうから、わからなくても何とか自分で考えて解答欄はきちんと埋めてこよう」


そう考えている方いらしゃいますか?
この考え短期合格には向きません。
と言うより、合格から遠いと思ったほうが良いでしょう。
私はこの間違えに気付くのに3年を費やしてしまいました。
14年・15年はまだスコアの表示がされない時代でしたので、
どこで落ちていたかわからない時代ですが、
おそらく午前は600ギリギリで通ったぐらいのスコアだと思います。
で、午後Ⅰ400点台で落ちていたんだろうなと想像しています。
1度目・2度目落ちてもそんなにはへこたれませんでした。
なんせ「知識が足りない」ということで、知識を増やしていったわけですね。
16年の3回目試験3度目の正直で合格するつもりでしたが、
この試験が転機になりましたした。
この年からスコアが発表されたからです。
結果午前665 午後Ⅰ460 午後Ⅱ−
3年勉強して、午後Ⅰの400点台!
それなりに勉強もしていたのにこの厳しい現実、
これはかなりショックでした。
ここで辞めずに続けられたのは、
宿題メールの会員さんで合格する方も多いですが、
落ちても落ちても受け続けている方いらしゃいますね。
そういった方々の継続する心意気、私も見習おうと思ったからでした。
宿題メール合格が目的ですが、私には落ちても継続していく力を与えてくれました。
(合格しないから、そういう事になったのですが)


何で午後点取れないのか?
自分で考えました。
(学校に通わなかったので、自分で考えるしかなかったわけです)
思い当たることは薄々あったのです。
「記述式なんだから、解答の幅があるだろう」
とは言うものの、過去問や、予想問題解いたときの私の答え、
解答例とかなり違うこと多かったです。
解答の幅に・範囲に入っているかな?
ぐらいで知識として持っていない部分は理解を深めていましたが、
問題文と問いをよく吟味することの大切さ私気付いていませんでした。
知識がない!
その一点に考えが行ってしまい、
膨大な量の知らないことの中で溺れていたわけですね。
知識否定しているわけではないですよ。
知識だけでは合格しないこと。
それが言いたいわけです。
セキュアドの午後試験はある意味、
「気付き」の試験といえるかもしれません。
(答え合わせ会で私「現代国語」と言ったこともあります)
問題文と設問の中に、答える解答の範囲が記載されています。
そこの所をきちんと読み込んでいかないと合格できません。
おそらく、合格している方はこの事実気付いているか、
元々文章をきちんと読む力を持っていた方なのだと思います。
「わからなくても何とか自分で考えて」
私自分に悪い癖をつけてしまいました。
わからなかったら、自分で答えを考えるのではなくて、
「質問の意味をよく理解して、本文から解答を導き出すこと」
これが大切なのです。
イヤーこれに気付くのに3年掛かるとは。
ここまで読んで
「そんなこと言ったって無理だぜ」
そう思っている方。
もしくはホントかどうか試してみたくなった方。
平成17年度情報セキュリティアドミニストレータ午後Ⅰの問1
やってみて下さい。
この問題そんなに知識必要ありません。
問題文に答え及びヒント出ています。
そこを見つければ解答可能です。
「気付き」
の練習にはもってこいの問題だと思います。
こういう問題をよく読まないでわからないからって、
自分の頭で考えて答えを書いていたのでは合格は程遠いわけですね。
われながら情けなくなります。
問題お手元に無い方、
示現塾のここ↓から、解答用紙も含めてダウンロードできます。
http://zigen.cosmoconsulting.co.jp/
模範解答のような答えは書けないかもしれませんが、
本文よく読めばある程度の答えは書けると思いますよ。