心配したぜ

本題に入る前に。
昨日やっと受験票来ました。
2日に受験票届かないと、試験センターに連絡するようにとの指示でしたが、
土日挟んでいたので、今日帰宅して来てなかったら連絡しようと思ってました。
私は初日にホームページから、クレジットカード引き落としで申し込みしました。
そういえば秋試験の時も遅かったです。


本題です。
受験票も来たので、今日は真面目にお勉強ネタです。
Ron Rivest
ロナルド・リベスト人名です。
これでどんなことした人だかわかった人は凄いですね。
参考書きちんと読んでいますね。
私は先週勉強してて気付きました。
この方、暗号関係で多大な貢献していらしゃいます。


暗号技術とチョット違いますが、
ハッシュ関数(詳しい解説こちら→http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20050922#1127318354)の
・MD2
・MD4
MD5
すべてこの方が開発しています。
MD=メッセージ・ダイジェストです。


さらに、秘密鍵暗号方式(詳しい説明こちら→http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20050921)の中の、
ストリーム暗号方式*1
・RC4
ロナルド・リベストさん開発です。
ブロック暗号方式*2
・RC2
・RC5
もロナルド・リベストさん開発です。


これで終わりじゃありません。
公開鍵暗号方式(詳しい説明こちら→http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20050919http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20050920)の
・RSA
のRはRon RivestさんのRなのです。
後の2人は、Adi Shamirさん、Leonard Adlemanさんです。
この3人でRSA開発されたわけですね。


なんか、ロナルド・リベストさん凄くないですか?
ハシュ関数・秘密鍵(共通鍵)暗号方式・公開鍵暗号方式
すべて開発されています。
暗号界のアインシュタインではなかろーか?
そんな気持ちになりますね。
暗号技術の進歩は最近のことですね。
ですので、ロナルド・リベストさん、ご存命です。
というより、現役バリバリです。
ウィキペディアによると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88
1947年5月6日生まれ
来月誕生日ですがまだ59歳、
日本で言うと「団塊の世代まっさかり」というお歳です。
ロナルド・リベストさん、今でも充分素晴らしい成果残されていますが、
これからまだまだ、暗号技術発展に貢献されそうですね。

*1:平文をビット、バイト、あるいは文字ごとに処理します

*2:平文を一定のサイズに分割し、その単位で暗号処理を行う